商品の説明

はなれたまちで暮らす、みちとなつという女の子2人のおはなしです。全く違う環境、暮らし、通っている学校の規模も違います。別の道を歩んできたはずの2人ですが実は2人は同じ物語の中にいて、みちが夏休みにおばあちゃんの家で過ごすことをきっかけに2人の出会いは引き寄せられていきます。出会いは偶然でも、それは必然なことのような気がします。今日はまだ知らない人と、明日には出会い、その出会いが2人を大きく変えるかもしれません。短い文章と可愛らしいイラストで描かれるまるでドラマのような素敵な1冊です。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.10ともだち」より）

離れた町で暮らす二人の女の子の話。一人はマンションで母親と、一人は海辺でお父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん・弟と。学校の人数や性格、趣味も違うが、夏休みにこの二人は海辺で出会います。

話はこれで終わりですが、友達になった二人がこれからどうなるのかとても想像が膨らみます。絵文とも同じ作者で、絵本と言えるくらい絵に大きな比重がかかったすがすがしい幼年童話。

（コプタ通信2021年9月号より　柿田）

いつかきっと出会う、大切な友だち。

都会のマンションで、母と二人で暮らす物静かな少女・みち。そこから遠く離れた海辺の町で、大家族と暮らす活発な少女・なつ。環境も性格も正反対の二人には、ある共通の趣味がありました。それは、きれいな石ころやガラスの欠片を集め、並べて眺めること。そして夏休み、その趣味が二人を結びつけることになります。友だちになるきっかけは、どこにでもある。爽やかな出会いの物語です。

（出版社サイトより）