おばけと友だちになる方法

商品の説明

３部に構成された絵本です。１部はおばけの基本。２部では、おばけのお世話の仕方。おばけの食べ物はトーストかびジャムのせ、耳あかのトリュフなど。浮かぶスパゲッティどろソースあえのレシピも載っています。寝床は、たんすの中や寒い冷蔵庫などを好むそう！３部では、ずっと一緒に。というタイトルの元、年をとらないおばけはいくつになってもずっと寄り添い、あなたが忘れてしまっても昔笑った思い出を話してくれるはず！とあります。

おばけって本当はとても繊細で、生の世界の続きが死の世界なのだとすると、きっと近い存在なのだと思うのです。だからおばけと人間はきっと仲良くなれるのではないでしょうか。素敵なイラストで描かれる、楽しいおばけの取り扱い説明書。最後はほっこりあたたかい内容になっています。変なの～と笑いながら、愛おしく思えるおばけの存在をぜひ理解しながら、主人公である女の子を自分に置き換えてお話を楽しんでもらえたらと思います。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.5おばけ」より）

おばけと友だちになるには、いつも心やさしく、にこにこ親切にするといいようです。そうしていれば、おばけの方から寄ってくるというのです。おばけをもてなすのにまず食べ物、好物は「シナモンをまぶした虫」「鼻くそのピクルス」「どろのタルト」…！おばけは怖い話やジョークも好きなようで…。

そして、そんなおばけとずっと一緒にいるにはどうすればいいか、友だちでいると最後にいいことがあるようですからね。

（コプタ通信2021年11月号より　柿田）

おばけも、友だちをほしがっているんです。

おばけと出会ったら、どうしますか？　1：どろのタルトなど、すきな食べものを作ってあげましょう。2：ねるまえに、お話をしてあげましょう。3：目をはなしたすきに、マシュマロとまちがえられて食べられないよう、ご注意！　これらのちょっとしたコツとこの本さえあれば、大丈夫。あなたもおばけの友だちと、一生、親友でいられますよ。おばけのお世話のしかたを「取扱説明書」形式で、ユーモラスに描いた作品です。

（出版社サイトより）

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）