商品の説明

毎日、毎日あめふりです。コッコさんはてるてるぼうずを作ろうと考えます。しかし次の日もあめふりです。コッコさんはてるてるぼうずの中にお手紙を書いて入れますが、また次の日もあめふりなのです。今度はたからものを入れてみたり、休ませてあげたり、どうにか天気になりますようにと願いながらてるてるぼうずに接するコッコさんがとても可愛らしくてほっこりします。

「これは、娘の様子を描いたんです。」と以前に片山健さんがおっしゃっていました。子どもの遊びを見ていると大人には思いつかない遊びをしていることがあります。その様子は本当に愛おしい瞬間です。娘さんをモデルにしたコッコさんのおはなしは、片山健さんの愛情あふれる想いが感じられます。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.2雨」より）

毎日毎日、雨降りです。コッコさんはてるてるぼうずを作りますが、雨はなかなかやみません。そこでコッコさんはてるてるぼうずに色々と詰め込みますが、てるてるぼうずは少し疲れてしまったみたい。コッコさんは、ふとんをしいて、てるてるぼうずを看病してあげるのでした。晴れを待ち望むコッコさんのひたむきな姿。そして透明感あふれる雨の景色の息をのむ美しさに、きっと心を打たれることでしょう。幼い子の日常を優しいまなざしで描く、片山健さんのコッコさんシリーズ、第５作目です。

（出版社サイトより）