マドレーヌといぬ

商品の説明

マドレーヌの絵本の２冊目。みんなと散歩に出たマドレーヌは、いたずらが過ぎてセーヌ川へどぼん！　そのとき１匹の犬が……。アメリカ最高の絵本賞、コールデコット賞受賞の絵本。

（出版社サイトより）

内容

「パリの、つたの　からんだ　ある　ふるい　やしきに、12にんの　おんなのこが、くらしていました。2れつになって、9じはんに、ふっても、てっても、さんぽに　でました。･･･」

『げんきなマドレーヌ』同様、こんな流れるような日本語の文章ではじまるこの絵本は、マドレーヌというおちびさんの女の子の物語の続編です。こちらも、例によってこちらも絵本で見るパリ名所案内といった趣があり、その部分も楽しめます。

そして、続編とはいえ、『げんきなマドレーヌ』にまさるとも劣らないストーリー展開になっています。

ベーメルマンスは、このストーリーを考えつくまでに14年かかっているのですが、そうした誕生秘話が、瀬田貞二著『絵本論』に書かれているので、こちらも是非読んでみてください。

絵の随所に、文にはないわくわくするお話が隠されているのも正編同様です。子どもたちは絵の中に描かれている物語も読みながら、深く深く楽しむことができるでしょう。