商品の説明

庭で遊んでいた、さちのほっぺたに雨がぽつん。はっぱのおうちで雨やどりしていると、かまきりやちょうちょもやってきます。さちと雨やどりにやってくる小さな生き物たちとのおはなしが、とてもかわいいのです。こんな素敵なはっぱのおうちがあったら思わず、おじゃましたくなります。

じっとしていると、生き物の様子や、雨や風の音など自然と小さな世界に気づくことがあるのではないでしょうか。絵を読んでいると、雨やどりをしている間に、途中になってしまったシロツメグサのアクセサリーを完成させているのですが、本当はかんむりの予定だったのかな？と想像してみたり…。林明子さんの描く人物の表情はとても豊かで、優しく、絵を見るといつもほっこりします。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.2雨」より）

女の子と生きものたちとのささやかな交流

さちが庭で遊んでいると、ぽつん、ぽつんと雨が降ってきました。雨やどりをしようと、葉っぱの屋根の下に入っていくと、そこには先にカマキリがいました。びっくりしているさちのところに、モンシロチョウ、コガネムシ、テントウムシと、小さな生きものたちがどんどんやってきて……。葉っぱにかこまれたおうちの中でのひととき、女の子と生きものたちとのささやかな交流を、優しく静かに描きます。

（出版社サイトより）