これがぼくらにぴったり！

商品の説明

ロンソンさんは靴紐が切れてしまって新しい靴紐を買いました。だけど素敵な靴紐に合わないボロボロの靴だったので新しく靴も買いました。すると今度はおんぼろの上着が気になって…。どんどん立派になっていくロンソンさん。奥さんも巻き込み、ついには、小さくて古びた家じゃ釣り合わない！と大きな豪邸まで買ってしまいます。

自分にぴったりの生活とは何か。自分たちがぴったりだなと思えばきっとそれがぴったりなのです。何もかもいっそう変えてしまいたい気分にもなる時はありますが、まずは身の丈を知ること。こじんまりとしていても、古くても、小さくても、なんだか落ち着いて、なんだか安心できる。そんな小さな「家」も大切ですよね。人それぞれのぴったりを知ってそれを大切にしたいものです。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.6家」より）

むかし、あるところにロンソンさんといういう人がいました。
あるひ、靴ひもがきれて、新しい靴ひもをかいました。
あるきだすと、新しい靴ひもなのに靴がおんぼろなのが気になって、
新しい靴をかいました。すると、今度は上着が古びているのがきになって…
昔話風のお話に、アーノルド・ローベルが「ぴったり！」の 絵を描きました。ロンソン夫妻がみつけた「ぴったり！」なくらしとは？？

（出版社サイトより）

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）