ないしょのかくれんぼ

商品の説明

マリアにはおともだちのねずみのネズネズがいます。そしておんなじ家に住んでいるのです。だけどこのことはないしょなのです。なぜなら、おともだちがねずみなんて知れたらパパやママが猫を飼おうと言い出すだろうし、ネズネズの家族も地面の穴の中へ隠れてしまうから。

絵は見開きいっぱい家の中の様子になり、床上には人間の生活をする様子が描かれ、床下は、ねずみの家族の暮らしが描かれます。夜、ベットに入りママを呼びますが返事がありません。マリアとネズネズの行動がリンクしていてとても面白いです。2人は必死にそれぞれのママを探すのですがなかなか見つからず、そうだ！と思い立ち外の物置小屋へ飛んでいく場面で2人の時間が一緒になります。そこで2人が見つけたのは…？

それぞれの暮らしを彩るインテリアたちがとてもかわいいのも注目したいところです。ねずみの家のソファは卵のパックだったり、赤ちゃんのベットはマッチ箱だったり、そういう細かい工夫を見つけるのもまた楽しいかと思います。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.6家」より）

マリアとネズネズは、おなじいえに住むないしょのおともだちでした。あるなつのばん、ママがいなくなったことに気がついたマリアとネズネズは、あちこち探しまわりますが……。

（出版社サイトより）

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）