あかいかさ

商品の説明

雨が降りそうもない空を見上げて「あかいかさ、持ってくるんじゃなかった」でもわからない。おひさまに雲がかかりはじめると、「ほらほら！降ってきた！」あかいかさをさして歩いていると、次々に雨宿りを求めて動物が集まってきます。その度にあかいかさは少しずつ少しずつ大きくなり、びしょ濡れの大きなくまが入ってきた頃には、まるでテントのようです。雨が止むと、動物たちはお家へ帰っていきます。そして、あかいかさも少しずつ少しずつ小さくなります。あかいかさは、みんなが入れるサイズに大きくなり、受け入れ、守ってくれます。ちいさなサイズの絵本の中に平和を思わせる優しさを感じました。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.2雨」より）

わたしのちいさなあかいかさ。あめふがふったら、こいぬ、こねこ、にわとりに、こうさぎ…みんなが、つぎつぎにやってきて…。アメリカを代表する絵本作家が贈るロングセラー名作の新版。

（出版社サイトより）