金子みすゞ てのひら詩集

ふうせん

ふうせん

商品の説明

金子みすゞの詩を読む度に感じるのは、彼女のこの世界への純粋な好奇心。この人はきっと、いつも不思議だったのだろうな。目の前に広がる景色やその後ろにあるものまで、真っ直ぐと見通す「眼」があって、感じるもの全てを素直に受け入れながらも常に疑問に思っていたのだと思う。詩にも、人生にも、そんな彼女の純粋さを私は感じる。この掌サイズの詩集は、黒井健さんが、自分が絵を描きたいと思ったみすゞの詩だけに挿絵を描いたもの。みすゞの詩から少し遠ざかった10代や大人へのプレゼントにもおすすめ。

（ゆずりはすみれ）

文庫本サイズのかわいい詩集絵本。「星とたんぽぽ」「葉っぱの赤ちゃん」など15編に、黒井健の絵が新しい光をそそぎます。

（出版社サイトより）

この記事を書いた人

ゆずりはすみれ

百町森にいる詩の好きなコウモリ。食べること寝ること詩を書くことが大好き。（スタッフ紹介ページへ）