おーい、こちら灯台

商品の説明

自動化される前の灯台の灯台守の仕事や暮らしぶりを描きます。私はこの絵本に出会うまで灯台守という仕事のことを知りませんでした。レンズをみがき、油をつぎたし、ランプのしんを切りそろえます。そして夜中レンズがまわり続けるようにゼンマイを巻くのです。船や人を守るため、灯台で暮らしています。奥さんと支え合い助け合い、やがて新しい命も誕生します。様々な困難を乗り越え、灯台守を最後まで全うする、胸が熱くなるお話です。

様々な表情を見せる海と空、そして灯台での暮らしぶりや仕事もなんともノスタルジックで、役目を終えてからもまだまだ物語は続いていく希望の光を感じました。きれいな絵ときれいな言葉が織りなすじんわりと心にも灯りを灯してくれる素敵な物語です。

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.6家」より）

小さな島のてっぺんにたつ灯台に、新しい灯台守がやってきました。レンズをみがき、油をつぎたし、遠くの海まで光をおくります。船を安全にみちびくために。灯台での暮らしや仕事を、細やかに情感ゆたかに描く美しい絵本。一年間に出版された絵本の中で、もっともすぐれた作品におくられるコールデコット賞を受賞しました。

（出版社サイトより）

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）