ねことことり

商品の説明

猫が窓をいっぱい開けて紅茶を飲みながら、コブシの枝を束ねる仕事をしていると、きれいな歌をさえずる小鳥が巣を作るのに枝を分けてとやって来ます。一本分けてやると、次の日も次の日も小鳥はやって来て、二人？は仲良しに。でも、7日目以降、小鳥は来なくなり…。暗い色のページが猫の心境を表します。でも、また小鳥がやって来た時は…。嬉しい結末、きれいな色ページが心打ちます。

（コプタ通信2023年1月号より　柿田）

ねこの　仕事は、こぶしの　小枝を　束ねること。 ある朝、ねこが　仕事を　しようとすると、 窓に　ことりが　止りました。

「お願いがあります。 そこにある小枝を少し　分けて貰えないでしょうか？」

今にも　なきだしそうな　ことりをみて、ねこは　 一日　一本ずつ、小枝を　あげることに。 異なる環境の中で、密接に交わり合う二人、 日々の営み、共生、命の循環を、美しくドラマチックに紡いだ作品。

（出版社サイトより）