あらしの島で

あらしの島で

商品の説明

嵐が来ている中を、海に向かって出掛けて行く兄妹。波しぶきを体中で感じ、岸辺を歩いて行く。「帰った方がいい」と声を掛けられても道を進んで行く二人。どこへ…？ページをめくるにつれて強まる雨風が次第に恐ろしさを増し、ずぶ濡れになったような緊張感が絵から手に伝わって来る。そして不安が高まった時、ページいっぱいに鳴り響く雷鳴――。刻々と迫る嵐の臨場感が素晴らしい。好奇心とともに、ぜひ。

（コプタ通信2025年10月号より　ゆずりはすみれ）

さあ、手をつないで、あらしのまえの海を見にいこう──

島にくらす兄と妹が、嵐がくるまえの海にでかけます。岩にうちつける大波や、ふきつける潮風を全身で感じる子どもたち。 コルデコット賞受賞作家ブライアン・フロッカの臨場感あふれる文章と国際アンデルセン賞受賞画家シドニー・スミスの圧倒的な描写力による嵐の風景は、スリリングな美しさで読者を魅了します。 子どもたちは、安心な部屋の中でこの絵本を楽しみながら、自然の力の大きさを肌で感じることでしょう。

（出版社サイトより）

この記事を書いた人

ゆずりはすみれ

百町森にいる詩の好きなコウモリ。食べること寝ること詩を書くことが大好き。（スタッフ紹介ページへ）