ね、ぼくのともだちになって！

商品の説明

動物の中でも、子どもたちに近い小さなねずみを主人公に、さまざまな大きな動物に「ね、ぼくのともだちになって！」と声をかけていきます。文章はたったこれだけの繰り返しなのですが、しっぽしか描かれない動物をなんの動物だろう？と想像力を掻き立てられる構成になっています。次のページには色鮮やかなエリックカールならではの生き生きとした動物の姿が描かれます。

かつて、エリックカールさんが来日されて公演をされた時、1番好きな自分の作品は、この本だとおっしゃっていたそうです。最後の展開に辿りつく間、言葉はなくとも本当は動物同士いろんな会話をしているんじゃないかなと想像したり、また、インパクトのあるコラージュという技法で作られる絵は本当に素晴らしいです！

（スタッフちさ／「絵本のじかんVol.10ともだち」より）

小さなねずみが友だちを求めて出かけていきます。ページをめくるごとに発見があり、自分なりの物語をふくらますことができます。

（出版社サイトより）

この記事を書いた人

ちさ斉藤千紗

２児の母。百町森との出会いは幼稚園の頃。母に買ってもらったアイロンビーズに夢中になりました。数多くある中での思い出の絵本ベスト3に入る「わたしのワンピース」。 主に、接客、検品、品出し、本の発注、季節ごとの絵本展示替えなどを担当しています。（スタッフ紹介ページへ）