箱舟に８時集合！

商品の説明

ある日突然現れたハトに言われてノアの箱舟に乗ることになったペンギン二匹。でも彼らは友達のもう一匹を置いて行けなくて…。ペンギン達とハトのコミカルなやり取りの間に差し込まれる、神や信仰に対しての哲学的な問答にドキッとさせられる。お芝居が原作なのもあり台詞がテンポよく、少し乱暴だけどいじらしいペンギン達を描く作者の文もユーモアたっぷり。力の抜けた絵もこのお話に合っている。

（コプタ通信2023年3月号より　ようじゆかり）

「このチョウチョをぶっつぶす」「バチがあたるぞ！」「なんのバチ？」「神さまの、だよ」「神さまなんて、いないもんね！」――ペンギンたちは、ある日、ノアの箱舟に乗ることに。ところが、世話役のハトときたら、働きすぎでごきげんななめだ。……で、神さまってどこにいるの？ 世界27か国語で読まれているゆかいで深い物語。

（出版社サイトより）