ポンテ 黒/白

商品の説明

「橋」という名の積み木

実は、ピンク／青はクラーセン作で、この黒／白はフレッド・フォス氏の作になっています。ニュルンベルクで見た時はクラーセン作だとばかり思っていたのでびっくりしました。一体どんな事情なのか…？？？

名前の通り橋の様にも見えますが、基本Ｕ字形の形状は、クアドリゴを彷佛とさせます。決定的に異なるのは、橋の脚に相当する部分の断面が、直角二等辺三角形になっている点です。それだけの違いなのに、全く新しい造形を生み出すことができるなんて驚きです。積み木のデザインって奥が深いですね〜。

クアドリゴって、４ピースを噛み合わせると、十字形に組み上がって、それが気持ち良かったりするんですが、このポンテも同じような噛み合わせが可能です。ただ、十字ではなく正方形だったり、星みたいな形だったりするんですが。この４ピースでできた塊が２つある（８ピースなので）のがミソですね。この２つの塊を組み合わせるだけでも、様々なバリエーションが楽しめます。

右の上の写真のように立方体に組んだ時には、なんと一辺が10cm（！）になるんですね。フォスらしいというか、ネフらしいというか。

2008年のニュルンベルクで発表された時は、「クラーセン氏の久々の新作積み木」ということで、我々も大興奮しました。そのときは、４色16ピースでしたが、今回の正式リリースでは、２色ずつ半分の量になりました。

（2009年３月31日佐々木）

Ponte（＝「橋」仏・伊語）一見、橋のようなパーツ。二つを抱き合わせるように組めば、正方形になり、斜めのカットを生かしてアレンジすると、多様なパターンが生まれます。ネフ社では初めてとなる鮮やかな色使いのピンクと青のタイプと、スタイリッシュな白黒の２パターンからお選びいただけます。