2009年3月に書かれたブログ

Tectus Naef

ネフ社の新作「テクタス」がついに入荷してきました。2008年のニュルンベルクでの注文だったので、1年とちょっとで入ってきたことになります。

一目見て「コルビュジェのサヴォア邸を作ってみたい」と思いました。挑戦してできたのが右の写真です。こんなところでご披露できるレベルではありませんが、こんなのも作れるよ、ってことで。その他のパターンは、テクタスの商品紹介ページで。

2009年3月20日 23:16

五月人形展開催中 090318-

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ただいま店内の展示コーナーでは、小黒三郎さんの組み木の五月人形と、三浦木地さんのろくろ細工の鯉のぼりを展示しています。

NHKのプチプチ・アニメの木曜日に放映されている「ナッチョとポム」ってご覧になったことありますか?赤と青の不思議な生きもの、ナッチョとポムがいろんなものに色や形を変える魅力的なクレイアニメです。まだの方はぜひ一度見て下さいね。鮮やかな色と形のメタモルフォーゼにシビレることでしょう。毎週木曜日午前8:30?8:35、午後4:15?4:20に放映してます。残念ながら、2009年4月からは放映されていません。

さて、このアニメを作っている、ミラノで活躍中のアニメーション作家、湯崎夫沙子氏の講演と上映会が催されます(以前の講演会のレビューが Animations に掲載されています。面白いですよ)。

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私も含め百町森スタッフにも会員が多い「静岡シネ・ギャラリー」は、ミニシアター系映画を上映してくれるありがたい存在です。そのシネ・ギャラリーが5周年記念企画としてお送りするのが、「ワールド・アニメーション・クラシック」です。

フランスの「ベルヴィル・ランデブー」、ロシアの人気アニメ「チェブラーシカ」、宮崎駿や高畑勲が影響を受けた傑作「王と鳥」、ジョージ・オーウェル原作で、イギリス初の長編アニメーション「動物農場」、そして日本を代表するアニメーション作家山村浩二の「頭山」を含む単編9作品という豪華なプログラム。

百町森も、関連本やDVDなどの販売で協力しています。

2009年3月11日 19:58

ネフ展のポスター

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ハイコさんがおみやげで下さったポスターです。とにかく写真がきれいです。

どうも、ドイツで開かれたネフに関する展覧会のポスターのようです。展覧会そのものは終わっているのですが、サイトでは準備の様子などを見る事ができますので、よかったら見てみてください。

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明日は百町森30周年記念企画「ハイコ・ヒリックの日」ということで、今日ヒリックさんが静岡入りしました。

お店で開催中の「ハイコ・ヒリック作品展」も、見て下さいました。わずかなスペースながら、入手できる彼の作品のほとんど全てを展示することができました。ヒリックさんにも「パーフェクト!」と喜んでいただけたので、大感激です。ヒリックさんは、この作品展のために、わざわざけむり出し人形を2体、手荷物で持ってきて下さったんですよ。ありがとうございます!

2009年3月 1日 06:00

30周年のごあいさつ

開店後、しばらくしてからの写真です。はっきりした日付はわかりませんが、
残っている写真の中では、最も古い時期のものです。

30年前の3月1日、静かに、小さな店百町森はオープンしました。商売の仕方も知らず、直接出版社にいって仕入れた大好きな絵本をおいて(最初は絵本屋さんでした。)、たった一人のスタートでした。(2月に準備をしている時、目がかゆく、鼻から鼻水がたれ、初めて花粉症であることを自覚しましたので、私にとっては今年は花粉症30周年でもあります。笑)父親がやっていた印刷屋が移転した後の、事務所だったところを使って、たった3坪のお店から始まりました。5年目に隣の部屋をつぶして、店舗は12坪になりました。10年目で引っ越して、30坪の店舗になりました。(この頃から本格的におもちゃを売るようになりました。)21年目にまた引っ越して現在の60坪の店舗になりました。

最初のころは無我夢中がむしゃらにやっていたのですが、楽しくて楽しくてしかたありませんでした。5年位たった頃から、儲けが出なくて、焦ったり、ノイローゼにもなり、やめたくなる事もありました。15年目に相沢が描いた「パパのめり込み度100%のおもちゃ」という漫画がプチタンファンという雑誌に出、誌上で通販をしたのが大当たり。何とか黒字経営になりました。その頃からコンピューターで伝票を出すようになり、さらに1?2年後ホームページを持つようになり、何とか安定した売り上げを保てるようになって、現在に至っています。大勢のお客さん達が応援してくれ、素晴らしいスタッフに恵まれ、百町森はなんとかやってこれました。

本当にあれから30年たったのでしょうか。よくやってこれたものです。25年連れ添ってくれた妻にも感謝しています。

これからも百町森をよろしく。(柿田)

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