2011年6月に書かれたブログ

節電ムードの今夏、日本の夏の風物詩「風鈴」も改めて注目されているようです。 たしかに縁側で揺れる風鈴のちりんちりん・・という音色は、夏の暑さを和らげてくれますよね。
実は、外国にも風鈴によく似た「ウィンドチャイム」というものがあるんです。百町森にも楽器コーナーにたくさん吊されています。(下写真)

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数本の金属のチューブが、円形に並んでぶら下がっているウィンドチャイム。 風鈴と同じように庭先や玄関につるすと、自然の風で美しい音色を奏でます。
風鈴と違うのは、音がきれいな和音であること。そして、よ?く響くんです。

百町森で取り扱っているウッドストックパーカッション社のウィンドチャイムは、精密に調律され、 その完璧な調和と響きで人びとを魅了してきました。 ”ウェストミンスターの鐘の音” や”古代ギリシャ時代”など製品ひとつひとつの音色にイメージを持たせているのも、 なんだかちょっと素敵!

「ウェストミンスター」のように教会の鐘を思わせる荘厳な音色も魅力的ですが、夏の暑さ対策なら、「リトルグレゴリアン(4725円)」(下写真・左)や「グレゴリアンソプラノ(6090円)」(下写真・右)などの高めの可愛らしい音がお薦めです。
百町森店内で実際に音色をお試し頂けます。 遠方の方は、ウッドストックパーカッション社の ホームページで音色を聴くことができますので、試してみて下さいね。

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百町森がある静岡も毎日暑い日が続いています。少しでもウィンドチャイムの音色で癒されようと、場所を入り口近くに 変えてみたのですが・・・風が通らないのか上手く鳴りません。ちょっとがっかり↓↓
それでも手で少し触れるときれいな音色を聴けますよ♪今日お店にいらっしゃった小さなお子さんも「きれい?」といって喜んで下さいました。
でもせっかくですから、ご自宅でご利用の際はどうぞ風通しの良い場所に吊して楽しんでくださいね。

大勢の皆様からお持ちいただいた絵本や児童書をすべて被災地にお届けすることができました。

CIMG2149.JPG CIMG2152.JPG ★児童書&絵本7箱仙台へ
百町森のガレージで保管して福島県いわき市の小学校へお届けの予定だった本は、事情が変わり、仙台市のあゆむネットにお送りしました。こちらで、物資を整理したり、お届けて下さっているボランティアのSさん(百町森の会員さん)に託しました。Sさんが現地で、被災された方の生の声を直接聞いて、適所に届けて下さる予定です。Sさんからのご報告が入ればまた、お知らせしていきたいと思います。
また、あゆむネットでは現在、本の受付はしていませんが、次のステップの活動をしておられます。是非こちらへのご協力をお願いいたします。
こどもとあゆむネットワーク本棚プロジェクト


CIMG2221.JPG ★宮城県で被災された会員のMさんへ
手元に残していた本が何冊かありました。ちょっと古くてやけている本、名前が入っている雑誌(こどものとも)などです。被災地の知らない方にお送りするのには少し躊躇していた絵本です。でも作品自体はどれも素晴らしく子どもたちに出会ってほしい物ばかりです。津波の被害に遭われたMさんに電話して了解をいただきお送りすることになりました。下のあそぼーるもいっしょに入れました。
ご注文の「シロフォン付玉の塔の玉のみ」とともに無事お届けすることができました。今頃、仮設住宅で手にとって楽しんで下さっているはずです。
被災地の会員Mさんからのメール


CIMG2165.JPG CIMG2169.JPG ★あそぼーる
被災地の子ども達はいろんな不安をかかえて、どうしても不安定になりがちです。ぎゅっと抱きしめられる素敵なボールを以前、絵本をお届けした大槌町の幼稚園へ園児さんの人数分お送りしました。会員のMさんと、スタッフ川島のお義母さんがたくさん手作りして下さいました。考案者の智恵と作り手の愛情がたっぷり詰まったボールです。(手作り品のため市販はされていません。)
あそぼーる:静岡の望月弘子さん考案の立方8面体布ボール


絵本の募集は終了させていただきました。たくさんのご協力ありがとうございました。

今までのお支払方法は、銀行振込か郵便払込でした。
今後は、銀行振込・郵便払込・コンビニ払い・モバライ・代金引換現金払い・代金引換カード払いの中からお選びいただけるようになります。
詳しくは、ご利用ガイドのお支払方法をご覧下さい。

会員様へ

コプタ通信7月号でお知らせいたしましたが、年会費やおもちゃ積立を商品代金に上乗せして支払いたい場合は、銀行振込か郵便払込になります。
また、B会員様にはBeeニュースでお知らせいたしましたが、商品代金や送料等はお預かり金からの引き落としとなりますので、お支払方法の選択は必要ありません。

何かご不明な点等ございましたら、お電話でお問い合わせ下さい。

今日、6月23日は沖縄の「慰霊の日」。

66年前のこの日(6月22日という説もあります)、日本軍の牛島司令官が自決したことで、組織的戦闘が終結しました。しかし、最終命令で、最後まで戦え、と命じたばかりに、その後も多くの軍人・住民が犠牲になったのです。岩波ジュニア新書「ひめゆりの沖縄戦」から関連部分を引用します(文中の太字は佐々木)。

住民戦没者はなぜ多いか 村上有慶

四月上旬から五月下旬までの主力攻防戦こそが沖縄戦でした。日本軍の主力部隊の70パーセントは、この攻防戦で死んだり傷ついたりしました。(中略)5月28日、第32軍は首里の司令部を撤退し、南部の摩文仁(まぶに)へと司令部をうつしました。この時点で、軍隊どうしの戦争の勝負はついていました

2011年7月1日のご注文分より、一部地域の送料を値上げさせていただきます。
値上げ対象地域は以下になります。

  • 北海道 840円
  • 沖縄 1,050円

それ以外の地域につきましては、今まで通り630円(静岡県内は525円)になります。

お買い上げ商品代金が税込み20,000円(会員10,000円)以上で送料無料です。

また、お支払方法も6月下旬?7月上旬に一部変更になります。今までは、銀行振込・郵便払込・代金引換払いでしたが、コンビニ払いとモバライもできるようになります。

5月18日から節電に取り組み始めたところ、5月の電灯使用量は、なんとマイナス29.2%(前年同月比)でした!今回行った対策は以下の通りです。

  1. 店内にお客さんがいらっしゃらない時、照明の数を減らす。
  2. 店内照明をハロゲン→電球タイプの蛍光灯に。
  3. PC(Windows)にHome-ecoをインストール。モニターも節電モードに。
  4. PC(Mac)も、モニターを含めて節電設定。
  5. 始業前?開店前おそうじタイムのスタッフ用照明やPCの使用を控える。

5月末は百町森の決算。という訳で、昨日、一昨日は棚卸しでした。スタッフ全員で丸二日かけて商品の総点検です。私は、本のコーナー担当。ついでに、並べ方を変えたりして、本棚にかぜを通します。本棚のリセットです。棚の影にひっそりかくれていた本や、探していた本、懐かしい本。大変だけど、楽しい作業でもあります。

一日目の作業も終わりに近づき疲れも出てきた頃、以前よくお勧めしていた写真集の存在に作業の手が止まりました。
P1100179.JPG 『”シンプル”という贈りもの?アーミッシュの暮らしから』 23×25cm 126p 2800円(本体)
アーミッシュの人々の信仰に支えられたシンプルな暮らしぶりを伝える美しい本です。今回是非、皆様にお勧めしたくなりました。アーミッシュの人たちは電気も車もない生活を現代のアメリカで送っているのです。以前から私自身はなるべくシンプルな暮らしをしたいと思っていましたが、今回の震災以降その思いはなおさら強くなりました。

今回の地震、津波、原発事故以来本当に大事なことってなんだろう。何を信じて、何を拠り所に生きて、仕事をすればいいのだろうと、気がつくと考えています。日本全国の方がそうだろうと思います。

お客様にお勧めしたいおもちゃは、百町森でずっとお勧めしているようなシンプルなもの。本は永いこと読み継がれているもの。と時代を超えて愛されている普遍的なものへの思いが一層強まりました。被災地にお送りする本も、基本的な必ず出会って欲しい絵本、児童文学、にしたいと心から思っています。

さて、「ひがしにほんへ本を届けよう」の活動にはたくさんの方のご協力ありがとうございます。経過を報告させていただきます。

5/31現在
ご寄付いただいた本 約900冊
カンパ 25750円(現金) 6100円(切手)

お届け先は前回お知らせした通りです。現在、福島県いわき市の小学校にお届けすることが決まっています。今後は、東北の支援の拠点で本が充分ストックされ、整理が追いつかないことと、いずれのお届け先も仮住まいの為、置くところの問題、本棚がない、という現実があります。という訳で本の募集は現在ストップさせていただいております。今後、また必要であればお知らせいたします。
尚、カンパのみは引き続き受付しております。他の支援プロジェクトとも連絡を取り合いながら、責任をもって役立たせていただきます。

仙台の「こどもとあゆむネットワーク」さんが「本棚プロジェクト 被災地に本棚を贈ろう」をスタートさせました。よろしければ、直接こちらへの寄付をお願いいたします。http://www.ayumunet.jp/?page_id=304

百町森では今後も、皆様のご協力を得て、被災地への支援を続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。山崎直子

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