駒形克己さんの本を「体感」しよう!

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先日の「保育セミナー」の松岡享子さんのお話の中で、印象に残ったのは、「同じお話を何度もすることはとても大きな意味がある」ということでした。「知っている」お話は、あれがああしてこうなって...という情報または知識として理解されているわけですが、お話を聞くという行為は、その中に入っていって体験することだから、知っていても楽しめる、むしろ、くり返し聞くうちに、より深く楽しめるようになるという風に私は理解しました。

本というものを、物語を体験するための「装置」だと考えると、駒形さんの本は作者によって固定された物語は希薄です。むしろ、様々な仕掛けや紙の質感などで読み手の想像力を刺激し、イメージを喚起したり、あるいは驚きや発見に出会うための「装置」といえます。

お話は耳からだけで十分楽しめますし、文学や場合によっては絵本でさえコンピュータのディスプレイ上で読んだり見たりすることが可能な時代になりました。しかし、駒形さんの本の場合は、実際に手にして本をめくることでしか味わえない体験(しかもひときわ美しい体験)です。まさに「本」というモノにしかできない表現を追求しています。

いわゆる「本」とは全く違った体験ができる駒形さんの本に、どうぞ一度触れてみませんか?

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