オオツカトオルの「すバらしいですよ。」第1回

みなさんこんにちは、スタッフの大塚です。

持ち回りスタッフブログということで機会をいただきました。よろしくお願いいたします。

僕の回では、僕が店内だけでなく店外で見つけた「すバらしい(素晴らしい)」もの/ことをご紹介していきます。※タイトルの話はまた後日。

百町森の店内にはおもちゃや本等々1万点以上の商品がありますが、そのなかから是非ご紹介しておきたい「すバらしい」もの、さらに店外でみつけた「すバらしい」ものやことについてもいろいろご紹介していきたいと思います。ただ、記事を読んで「見てみたいな」「遊んでみたいな」「買っちゃおうかな?」と思われた場合に、百町森でご購入いただけない場合もありますので、そこはご容赦ください。そんな幻?の「すバらしい」をどこかで手に入れられないか探すことも含めて、楽しんでいただけたらうれしいです。

第1回 「このこまは、すバらしいです。」

こまが好きです。くるくる回る丸いものが好きです。模様や動きをじっと見続けてしまったり、いろんな技に挑戦してみたり。百町森でもこまの商品はほぼ毎日売れていますから、こまが好きという方ってけっこう多いのではないでしょうか? そんな多くの人々に愛されているこまは昔から国内でも国外でもいろいろなこまが作られてきました。指で直接回すこま、紐で回すこま、ゴムの力で回すこま、布で叩いて回すこま、、、回す方法だけでもたくさんありますし、素材やサイズ、色、かたち、、、数え切れないほどのバリエーションが存在します。愛知県名古屋市にはこまを集めた日本独楽博物館があります。そういえばその独楽博物館さんでは2月に「第四回全日本こま技選手権大会」も開催されるのだそうで。こまは元気で活躍中です。

さて、今回ご紹介するのは「すバらしい」こま。共通するテーマは「アール」です。

ディスコごま

特に奇抜さはなく、ベタッと塗られた地味で小さな手回しこまなのなのですが、これを回そうと指でつまんでみると、芯棒付近のアール(曲面部分)が指先にピタッと吸い付くように収まります。非常につまみやすく、また回しやすいよう配慮されたこまです。お値段も安いので、気軽に買える。これも大事なポイントです。

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3Dこま

2年か3年か前に個人的に購入したものですが、2016年からは百町森の店頭でも取扱が始まりました。こちらもディスコごまと同じようなアールが見られますが、こちらは指に触れません。しかし付属の「謎の輪っか」2枚を掛けて回すと、輪っかはアールに押し出されるように浮かび上がり、フラフープのようにこまの上で回り始めます。これが3D!! 古くて新しい、そんな不思議なこまです。

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マーダーのTrumpo 55

こちらも何年か前のもの。当時表参道にあった雑貨屋さんで閉店セールが行われていて、そこで出会ったこまです。オーストリアにあるマーダー社は淡く繊細な色彩が施された美しいこまを作ることで有名なメーカーさんなのですが、ご紹介するこまは黒い線が一本引いてあるだけです。しかしこの独特な木地と「アール」を活かしたデザインだけで十分に美しいですよね。また、木製のこまは通常、心棒とこま本体を別々に作って後から組み合わせることで、無駄をなくしコストを低く抑えます。しかしこのこまはそんなことお構いなし。高さ約15cmを一体に削り出しています。当然残りの部分は売り物になりません。従いましてその分のコストがのっていますから、このTrumpoにはなかなかのお値段がついていました。美しくあるということの難しさを感じる一品です。

いま、ご購入できるところがわかりません。

今回は以上です。ここではご紹介できなかったこまもたくさんありますので、それはまたいつかご紹介させてください。

では、また。

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