暮らしのあれこれ77 環境ホルモンと暮らしと健康&夏の定番

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先日の第四回「遊びをまな部」は「子どもの脳と環境ホルモン?賢い脳を育てる暮らし方?」というテーマでプラムフィールドの馬場さんにお話していただきました。ちょっと堅いテーマでしたが、参加してくださった皆さんはとても熱心に聞いてくださり、すぐに役立つ情報もたくさんあり素敵な会になりました。

環境ホルモンとは

環境ホルモンとは、(1997年:環境省により指定成分が初めて公表)生体の成長、生殖や行動に関するホルモンの作用を阻害する性質を取っている化学物質。正確には「内分泌撹乱化学物質」と呼ばれている。生体内でホルモンのようなふるまいをして、体内ホルモンの働きを撹乱し、生体の生殖や発育機能に障害を与える。

70種類に及ぶ物質が疑われており、7割が農薬。PCB、DDT、ダイオキシン類、海面活性剤の成分であるノニルフェノール(合成洗剤など)、フタル酸エステル(ラップなど)が私たちはよく目にするものでしょうか。

(馬場さん資料より)

これらは、すぐに死にいたるものではありませんが、人体や環境に蓄積され何代か先に影響が出る可能性もあります。微量でも、できるだけ取らないようにしなければなりません。

環境ホルモンから身を守るためにできることを教えていただきました。

  1. 化学物質が蓄積しやすい脂肪分の多い近海魚や貝などの海の幸を毎日のように食べない。
  2. 脂肪分の多い乳製品や肉も毎日食べる事を控える。
  3. 食品添加物の多い食べ物を常食しない。
  4. 食べ物をプラスチックの容器に入れたり、ラップで包んだりすることを極力避ける。
  5. 農薬を大量に使って栽培した野菜や果物を避ける。
  6. 浄水器等を利用し、なるべくきれいな水を飲む。(静岡の地下水は全国的にも誇れる財産)
  7. こまめに換気し建材や壁紙などから出る化学物質を家の中から減らす。
  8. 家や庭で殺虫剤、除草剤、防虫剤などをむやみに使わない。
  9. 服や寝具、おもちゃなど子どもが使うものはできるだけ天然素材のものを選ぶ。
  10. ダイオキシンの発生源となる塩素系のプラスチック製品は、使わずゴミとして出さない。

(日本大学生物資源科学部、片瀬隆雄教授の提言 1998年)

さらに、化学物質を体内に取り込む際の経路の話は興味深いものでした。化学物質が体内に入る毒性は、口からが、1だとすると、皮膚からは4?12倍、呼吸器からは24倍?120倍になるそうです。

この季節、とりわけこどものいる家庭にとって虫除けスプレーと、蚊取り線香は必需品です。市販の製品はどちらも農薬が入っていますが、まともに吸い込んでしまいます。

そこで、百町森では長年、夏の定番として、安全な蚊取り線香と、虫除けスプレーをお薦めしています。

また、レモンユーカリオイル(10CC、2,100円+税)を使って作る手作りの虫除けスプレーは特にお勧めです。オイルをお求めの方には作り方レシピを差し上げています。

また、消臭や除菌の目的でスプレーがもてはやされていますが、スプレーに頼らず、換気、拭きとるなどで解決してほしいと思います。

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