暮らしのあれこれ38 春休み 飯舘から避難・保養プロジェクト

東日本大震災から1年。震災で亡くなられた多くのかたがたのご冥福をお祈りいたします。また、被災地のみなさまにはまだまだ続いているご苦労に、心よりお見舞い申し上げます。

昨日は千葉県で震度5強の地震がありました。ドキドキします。福島第一原発は大丈夫かしら。他の原発は?

先日知ったことがあります。福島の原発事故を小さく見せようとする「うそ」の一つに『使用済み核燃料棒からも大量の放射能が出ていた事実を隠そうとしたこと』です。そして、浜岡原発には福島の4倍の使用済・未使用の核燃料があるそうです。原発が停止していても不安な材料はたくさんあって、しかもずっと続くのです。防波堤を高く、強くする工事をしているようですが、これは再稼働のためではなく、持ってしまった核のゴミを外に漏らさないための工事ととして進めてほしいと思っています。

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「ひがしにほんに本をとどけよう」にはじまり、様々な支援へのご協力をお願いしてきました。物資を送る支援から徐々に求められている援助は変化してきています。今回お願いしたいのは、『「はるやすみ親子わくわくピクニック」福島県飯舘から静岡へ 避難・保養プロジェクト』へのカンパです。百町森店頭でカンパ箱を用意してあります。カンバッチ(漫画家ごとうかずデザイン300円)を買っていただけばこちらがカンパになります。また、洋服につけてメッセージを発信することができます。カンバッチを買って、付けて支援の環を広げてください。

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このプロジェクトは、虹と緑しずおかフォーラム、プラムフィールドなどグループや個人が実行委員会を作って進めているものです。その第1弾として3月23日?25日まで飯舘村の幼稚園より10組の親子を招きます。その内の2組親子は百町森にも立ち寄って下さる予定です。

以下実行委員会のカンパのお願いより抜粋です。

飯舘村は放射能がひどいため、福島市の仮設住宅に暮らし、川俣町に間借りしている幼稚園に毎日1時間かけて通っていますが、避難先も放射能汚染があり外で遊べません。短期間でも汚染のないところで過ごすことは免疫力の回復のために大切です。おとなもストレスがたまり様々なトラブルが起きています。日常をしばし忘れた、いやしの時間が必要です。子どもたちが青空の下で元気に遊び、親たちがいやされるそんな時間のためにご協力ください。

こちらのプロジェクトは今回限りのことではなく、これからも続けていくことになります。3/25以降も引き続きカンパ箱は設置しておりますのでご協力よろしくお願いいたします。

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