今年は、本当に寒い日が続いています。雪こそ降りませんが、先日の雨の後から庭には霜柱が立っています。
9月に種まきして仕立てた大根と白菜はめでたく畑に定植、少しづつ収穫して、大根は終了。白菜の一部はこんな感じで越冬中です。サニーレタスやブロッコリーは寒さのせいかなかなか収穫に至りません。もう少し暖かくなるのを待ちましょう。
寒くても着実に春の足音が聞こえてきます。スノードロップは霜柱の間から花が出てきました。アネモネも立派です。
昨年2月から、楽しんでいる家庭菜園ですが、3.11以降、自分の植えた野菜と放射能の関係がとっても気になり始めました。せっかく植えた野菜が放射能の汚染を受けて食べられなくなってしまったらこんなに悲しいことはありません。私はアマチュアですから自分だけの問題ですが、プロの農家の方は大問題です。 5月には静岡のお茶から国の基準値を超える放射能が検出されて大きな問題になりました。そんななか、いつもお茶を購入している有機無農薬栽培のお茶農家の方は正直に測定値を教えて下さいました。国の基準値は下回っていましたが、このお茶を飲むか飲まないか消費者である私たち個人の判断です。知らないで飲むのと、知っていて飲むのでは全然違います。私はいつも信頼している方のお茶ですからいただきました。でも、子ども達用には昨年のいつもならほうじ茶になるはずの茶葉を緑茶のまま購入させてもらいました。
いつも顔の見える関係が出来ていれば風評に惑わされることはないし、志のある農家の方は放射能の数値をごまかすってこともないはずです。食と農に今まで以上の関心をもって暮らしたいと思いました。
さて、知人から「福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク」のイベントのお誘いをいただきました。会場は東京都多摩市の恵泉女学園大学です。私は残念ながら参加出来ませんが、興味のある方、お近くの方は是非お出かけ下さい。
「つながろう!種をまこう!福島の人々と」
http://blog.goo.ne.jp/fukushima-tanemaki