暮らしのあれこれ 36 被災地支援から7ヶ月

★ 被災地支援について2011/4?2011/10までの7ヶ月分のご報告。

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4月に本を集めて送ることから始まったこの取り組みは7ヶ月が過ぎました。本とうさぎの送付はすべて終了しました。一区切りです。この7ヶ月分の活動をまとめてご報告します。

「百町森木のままごと」(4人用×2)&「うさぎ」(8匹)を岩手県上閉伊郡大槌町みどり幼稚園にお送りしました。(右写真)


  • 本・カンパをお寄せ下さった方 32名(百町森および百町森スタッフ含む)
  • 寄せられた絵本・児童書・雑誌 954冊(内683冊送付、271冊廃棄)
    沢山お寄せいただいた中から、こちらの判断で廃棄させていただいた物があります。被災地に使い道のない本を送って、余分な労力や精神的負担をかけてはいけないとの思いからです。どうぞご了承下さい。
  • あそぼーる製作協力者(生地提供者含む) 3名
    今までお送りしたあそぼーる 70個
    あそぼーるは、まだお送りする用意(50個くらい)があります。被災地で活用していただけるのでしたら、送らせていただきますのでご希望の方はどうぞご連絡下さい。
  • うさぎのぬいぐるみ制作協力者(百町森保育セミナー参加者含む) 22名
    お送りしたうさぎ 20匹
  • 送付先9カ所(個人・団体)
    皆様からお寄せいただいた本、あそぼーる、うさぎ、百町森オリジナルのままごと、ドライビングシートをお送りしました。

<収入>合計118,921円
    (カンパ 93,050円+店頭ワゴンセール売り上げ25,871円)
<支出>合計75,110円
    (運送、通信費39,950円+振込手数料160円+募金2カ所35,000円)
     1)『未来の福島こども基金』へ25,000円 http://fukushimachildrensfund.org/110930.html
     2)『東京子ども図書館3.11からの出発』へ10,000円 http://www.tcl.or.jp/pdf/invite/invite074.pdf
     ※募金は今後も継続していきたいと思います。カンパはいつでも受け付けていますし、直接募金して下さるのも大歓迎です。
<残金>43,811円 ※今後、有効に利用させていただきます。

ワゴンセールコーナーは、10月末で一旦閉めさせていただきました。来年1月より、形は変わるかもしれませんが復活する予定ですので引き続きご協力をお願いいたします。

★私たちが今後も続けて行かなければならないこと

  1. 放射能からこどもたちを守ること。
  2. 脱原発をめざすこと。
  3. 本やおもちゃを介しての支援を継続していくこと。

百町森では、この3つの点を常に頭に置いて活動を続けていきたいと思います。
1については、引き続き「未来の福島こども基金」への募金を出来る限りしていきます。
2は、ライフスタイルの見直しを含め、百町森としても、個人としても、絶えず心に留めて生活していきたいと思います。
3については、おはなしのろうそくでお馴染みの「東京子ども図書館」の活動『3.11からの出発』への募金をしていきたいと思います。東京子ども図書館では被災地のこどもの本に関わる方と連携を取りながら、きめ細やかな支援を行っています。盛岡の「NPO法人うれし野こども図書室」を全面的にバックプ。陸前高田市に「NPO法人うれし野こども図書室分館・陸前高田こども図書館・ちいさいおうち」ができます(11月25日オープン予定)。特に注目すべきは、被災地に民間の子ども図書館ができ、専任の図書館員が「東京子ども図書館」の職員として配置されるということです。本だけ届いても手渡す大人がいなければダメだし、本なら何でもいいわけではありません。ソフト面での人材はとても大事です。そこでさらに、被災地での読書ボランティア養成講座を行ったり、震災で蔵書を失った図書館の児童室、学校図書館、子ども文庫などが活動を再開するためや、被災地の子どもたちに本を贈ろうとしている人たちの本選びの参考になるようなブックリストも作成しています。

※この素晴らしい活動への支援は私たち百町森でも行っていきますが、直接募金したい方はこちらへお願いいたします。
 東京子ども図書館
  〒165-0023 東京都中野区江原町1-19-10  TEL:03-3565-7711
 募金振込先
  郵便口座 00130ー9ー115393
  加入者名 公益財団法人 東京子ども図書館

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