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「発達と障害を考える本」シリーズ

このシリーズは、子ども向けに書かれていますが、大人にも大変お薦めです。とりわけ、おともだちの行動を取り上げて、イラストやマンガで紹介する第1章がとりわけ素晴らしいです。数人のおともだちが出てくるのですが、最初の見開きでは「何が起こったのか?周りのみんなはどう感じたか?」を、次の見開きでは「おともだちの気持ちがどうだったか?」を、最後の見開きでは「どんな工夫をしたか?おともだちがどうなったか?」を、ポイントを押さえてイラストやマンガで紹介しています。マンガにすることで、おともだちの気持ちがよくわかるんですね。
第2章では、大人向けの解説もありますので、大人にとっても入門書として最適です。

現在、自閉症、アスペルガー症候群、LD、ADHDが刊行されています。
今後、てんかん、ダウン症、知的障害、情緒障害・精神障害、聴覚障害、視覚障害についても刊行が予定されています。

自閉症の文化を学ぼう
http://www.hyakuchomori.co.jp/book/jiheishou/jiheishou_top.shtml