【報告】中島澄枝先生の保育・家庭教育セミナーを終えて

お客さんと会話をしながら販売をする仕事をしている私は最近「子どもたちのハイハイや歩くのが遅くなっている」と感じて いました。

5月31日、中島先生のセミナーはそういう意味で大変に合点がいくものでした。

午前は発達に合ったおんぶや抱っこ、赤ちゃんとの接し方などを学びました。

体育専門の保育士を40年続けてきた中島澄枝先生はここ数年の子どもの身体の発達で気になることがあると言います。それは若いママたちがクーハンやスリング、ベビーカーなどを使うことが増えた結果、子どもの背骨や足腰がしっかり発達していないのではないかということ。セミナーでは自分の身体の重心と子どもの重心を線上で一致させて抱く方法や、腕で抱くのではなく、腰を入れ背中から腕の力を総動員するといいことなどを話してくれました。そして1505naka4.JPG「日本人はそれらが簡単に身につく体型」だとも。そして日本の伝統的な「おんぶ」の仕方など、身体に密着してほどけにくいインドシルクで作った「おんぶ帯」を使い、若いママや保育士たちに手取り足取りで、楽しく実践して下さいました。

「おんぶは赤ちゃんとママ双方に、もっとも楽で動きやすい形、赤ちゃんは、前方が良く見渡せ、ママの背中にしっかり密着。ママの動きを良くみることができるので、ママの真似も自然にするようになるとのこと。ママの方も、両手が自由に使え、赤ちゃんと一緒に前方を見ることで、色々なお話がしやすくなるんですね。」(参加者より)

IMG_0008.JPGおんぶと同様、ママの腰に赤ちゃんを抱っこするやり方も視界が広がり背筋も伸びて良い例として紹介されました。「おしりsupporiすっぽり」という抱っこひもを使用すると、「ママの腰載せ抱っこ」がグッと安定するということでした。

「家事をするときは、手が自由に動かせる「おんぶ」が良いとお思いますが、お散歩するときなどは、この腰載せ抱っこも、赤ちゃんとママがぴったり密着でき、お互い見つめ合ったり、同じ方向を見てお話できるので、赤ちゃんの心を育むには、お勧めの抱っこと言えますね。」(参加者より)

この「おしりsupporiすっぽり」は、日本製だそうです。お尻の部分が柔軟性のある素材でできているため、西欧にも人気が出て、たくさん輸出されているそうです。

この抱っこひも、これから、暑くなりプール・海にでかける折、水の中でも使えるとのこと。水の中は危険が多いのでどうしてもこどもの動きに対して禁止が多くなります。また、上の子がいる家庭ではどうしても、下の赤ちゃんの動きに上の子が規制されてしまいます。楽に水中で抱っこが出来れば、上の子と一緒にプール等に入れます。お父さんサイズもあります。是非お父さんも使用してください。

午後の部:室内での運動遊びの展開の仕方などをより専門的に学びました。

IMG_0034.JPG午後の講習では子どもが遊びながらできる自律神経機能を高める自然な運動練習をしました。

道具(環境)を使ったり、詩やわらべ歌を取り入れたオリジナルの運動遊びなども含め、実際に自分の身体も動かし実習しながら、「毎日体操」につながる運動練習を沢山紹介してくださいました。

人との触れ合い遊びでの手の使い方とテンポ、高まった興奮を抑える深い呼吸の練習遊びなど、その意味を子どもの脳の特徴からとらえたり、「感覚統合理論」の観点からもお話くださいました。IMG_0020.JPG

※百町森の2015年度の15年度「保育・家庭教育セミナー」の今後予定

  • 7月19日(日)  Part2「遊びを豊かにするワークショップの日」ぬいぐるみ作り、みつろうの粘土、どうぶつ将棋などの小さな講座と夜はゲーム大会!
  • 7月20日(月・祝) 静岡県立美術館のスイスデザイン展の中で相沢康夫・積み木ワークショップがあります。(百町森の主催ではありません) 場所:静岡県立美術館 ※問い合わせは県立美術館へ
  • 9月20日(日) Part3「詩は音楽に恋しているか」詩人・谷川俊太郎さんを囲んで 詩の朗読や歌、谷川賢作さんとのトークやライブなど 場所:サールナートホール 
名称:
「こうすればもっと育つ、子どもの身体と脳!」 百町森 保育・家庭教育セミナー 2015年part1
開催日:
2015/05/31(日)
時間:
場所:
もくせい会館
料金:
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