柿田のブログ

店主柿田の思いつくまま、気の向くまま、夫婦でライフワークにしている出張お話会の様子や、見に行ったイベント、お客さまからのお問い合せにもお答えします。

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『マコの宝物』 えきたゆきこ著 現代企画室

今回はこの本を取り上げました。

ゲストに『マコの宝物』の解説を書いている児童文学者の清水眞砂子さんに来て頂き、会を進めていきました。

先日、「絵本を読んで哲学してみませんか?」という会を開きました。取り上げた本は『かないくん』(谷川俊太郎作、松本大洋絵)という絵本です。

ゲストに静岡大学農学部教授で文学博士(専門は哲学、倫理学、生命環境倫理学)の竹之内裕文先生をお招きし会の進行をしていただきました。

まず、竹之内先生からプロジェクターを使った自己紹介や、死についてル・グインの『ゲド戦記』、長田弘の『死者の贈り物』からの引用文を取り上げた後、柿田が『かないくん』を朗読しました。

その後、ある五つのテーマについてグループに分かれ、人の意見を最後まで聞く、その時発言者はコミュニティーボール(写真で竹之内先生が手にもっているもの)を持つといったルールIMG-5175.JPGの説明を受けた後、30分ほどじっくりグループディスカッションをしました。

(ちなみに五つのテーマは1,「死」を「重々しく」も「軽々しく」も考えないとは 2,「死んだら終わりまで書ける」とは 3,死とともになにが「始まった」のか 4,絵の中に頻繁に出てくるウサギは何を意味しているのか 5,お葬式で笑ってしまうこと です。)

それから全体で45分ほど、対話の中で出てきた印象深かったことなどをグループごとに発表し、それについても話したい人はその場で発言しました。

IMG_0602.JPG中学生のプロ棋士藤井聡太さんのお陰で、アナログおもちゃ、特にキュボロや将棋がにわかに注目されています。デビューから29連勝して新記録を打ち立てた藤井さんですが、子どもの頃に夢中だったおもちゃということでお母さんが紹介したのがキュボロという「玉の道積み木」だったことがテレビで伝えられたからです。
〈キュボロは確かに素晴らしいおもちゃなんですが…〉
それ以来、百町森にもキュボロを買い求めてにくるお客さんが増えました。キュボロが大好きな私として、こういう地味ながら完成度の高いおもちゃに注目が来ることは嬉しいのですが、でも、今は在庫もなくなり、予約を受けている状態、次に入るのは来年になりそうです。この騒動より前から買う計画を立てていた人には申し訳なく思っています。
もともと、月に一個〜二個しか売れなかったキュボロが、毎月10個〜20個と予約がくるって、これは加熱し過ぎです。苦しい経営が続くお店としては嬉しい事態ではありますが、反面、歯がゆさを感じざるをえないというのが正直な話です。(大企業なんかだと、こういう状況を利用して上手にあおったりして売り上げ増やすのだろうけど、格好つけるわけじゃないけど、そんな商売をしたら罰が当たるような気がしてどこかブレーキがかかります。)

いせひでこさんは、1995年1月に起こった阪神淡路大震災の2ヶ月後に、絵描きとして何かを描いて伝えようとスケッチ帖をもって神戸の青ビニールの風景の上を歩きまわりながら、結局何も描けず無力感を持ったまま帰ります。その3年後、いせさんの所に復興支援のための「1000人のチェロ・コンサート」の呼びかけが届き、チェリストのひとりとして参加、そこから『1000の風、1000のチェロ』の絵本が生まれたということです。

それから10年以上の月日がたち、いせさんは『チェロの木』という絵本を描いていて、もうじき完成という時、東日本大震災がおこり、その結末が描けなくなってしまったそうです。いせさんはこの時もすぐに被災地に通い、そして宮城県亘理吉田浜で一本のクロマツの倒木に出会います。そのクロマツは根の裏をさらしたままじっと横たわっていて、ついこの間まで、防潮林や村がそこにあったことを、沈黙というかたちで伝えようとしているようで、初めて被災地でスケッチ帖を開いたということです。その後、伊勢真一という映画監督との出会いがあり、いせさんとこのクロマツのことがドキュメンタリー映画にもなることに。

小学校でお話会と講演を頼まれ行ってきました。
お話会は自宅近くの小学校にはもう20年ほどほぼ毎月行っています。
講演も学校、幼稚園、保育園でしばしば頼まれますが、保護者会やPTAで頼まれることがほとんどでしたので、今回の様に学校主催のものは珍しいケースです。そして、今回はその後、おもちゃも購入して頂きました。
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CIMG0234.JPG日時:8月8日(土)19:00〜 百町森・プレイオンにて「平和のための読書会」パート3を開きました。

68%の人が安保法案をこの国会で成立させることに反対というなかで強引に成立させようとする政府、沖縄の人がNOといっているのに強引に辺野古を埋め立てようとしていたり…、一体、民主主義はどうなっているの?

3回目の今回は百町森の近くの古書店「水曜文庫」店主・市原健太さん、戸田書店静岡本店の古川明大さんにも手伝ってもらい、「民主主義って何だ?」というテーマで話したり、本・絵本の紹介をしました。

水曜文庫の市原健太さんは7月に亡くなった鶴見俊輔さんのことを紹介しました。
戸田書店静岡本店の古川明大さんは石井 光太/著『浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち』と小野田 寛郎/著『生きる』の2冊の本を紹介しました。
そして、私は鶴見俊介さんの後継者の1人といわれる高橋源一郎さんの本、その他気になる本・絵本を紹介しました。
(↑これは関連する本)

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