2012年2月に書かれたブログ

オストハイマー社工場見学

オストハイマー社の社長のシューレさんは、メッセの後のお疲れのところを、今回私たち6人を連れ、工場見学、マルガレーテ・オストハイマーさんと会食、シュタイナー幼稚園の見学と、VIPという名の付いた大きな車をレンタルされ、忙しくアッシー君として働いてくださいました。全く恐縮の至りです。

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さて、ここはオストハイマー社の中、社長さん自ら糸ノコをひいてくださっていますね。

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色つけをしているところ。

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ショップです。

200人の従業員のうち160人は自宅で作業をし、後の40人が工場で仕事をしているそうです。こうしたシステムも面白いですね。「芸術的感性を持っていれば誰でもスタッフになれる、皆さん如何ですか?」と社長さん。私たちメンバーの1人はまんざらでもなさそうでした。

マルガレーテ・オストハイマーさんと昼食をごいっしょに

今回の旅ではメッセの後、オストハイマー社を訪ねました。
この一連の写真はオストハイマー社の創始者であるマルガレーテさんにお昼を招待された時の様子です。

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先ず現在の社長のシューレさんがマルガレーテさんのご自宅にお迎え行きました。

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レストランにて。机の上に日本地図が置かれています。参加者が日本のどこから来たか紹介するために、私が持って行ったのです。
ところが、なんとマルガレーテさんはここにも行ったあそこにもと指を指し始めました。日本に行って、シュタイナー幼稚園を20軒も訪ね、園に泊まったとおっしゃるのです。

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今回の参加者です。
マルガレーテさんは82歳、オストハイマー社を始める前は、シュトゥットゥガルトでシュタイナー学校の先生をしていたそうです。

今回、話は自ずと、日本の震災や原発事故のことに及びました。
「原発の問題が起こった時、日本の女性は立ち上がりましたね。」と彼女は言います。

とても素晴らしいことでした。『子どもたちを守る』そのために必死に女性が行動していたことに私は感動しました。
長引く混迷の中、なによりも支えになるのは子どもたちが笑顔、それが大人に希望と勇気と安らぎを与えてくれます。それが未来を作る原動力です。子どもたちが笑顔になれるようにかかわる仕事は仕事は素晴らしい。
子どもたちの笑顔のために批判も恐れずに率直に行動できるのは、ドイツも日本も女性ですね。あなたたちも子どもたちの笑顔のために行動しているんです。
こんなに遠くまできて…素晴らしいことですよ。
自分の子どもを育てること、それは未来を育む大事な大事な事です。
それに一生懸命に取り組んでいるあなたたちは素晴らしい女性ですよ!
マルガレーテさんのこんなやさしい、でも凛としたお言葉に、参加者の女性達はしばし涙を流していました。

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昼食の後、車に乗られたところ。笑顔がステキです。

ポングラッツさんのブースで

今回のおもちゃ博ではポングラッツのベビー人形をいくつか注文してきました。
その内1体はポングラッツさんが持って帰っていいとおっしゃるので、そのまま手荷物で持って帰りました。

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大事そうにその子を抱える私とその右がポングラッツさん。左はご主人。一番右は高崎・MoMoの茂木さん。

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持ち帰ったミニベビー。口元がなんとも可愛らしいですよね。
この他イチゴちゃんの服を着たベビー中と大も注文しました。夏くらいには入ってくると思います。(あくまで推測ですが…)

ツアーの参加者と

海外版保育セミナーとして募集した今回のツアー、参加者は6人でした。
小回りが利いていい旅になりました。

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これはカイザーブルク城の塔の前で記念写真。
なぜか1人多いですね。

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塔のてっぺんから見た風景。
雪が降って屋根の模様が美しい!

Naef社の新作

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今回ネフ社でもいくつか新作が出ていて嬉しかったです。

左はリトスというもので、キュービックスやセラとも相性の良い積み木です。
ハイコさんがいろいろ遊んで見せてくれました。
奥にいるのが社長エンゲラー氏、フレンドリーな方です。

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こちらはポリゴンという金属のオブジェの様なもの。
これも格好いいです。

BECK社の方と

ドイツ・ニュルンベルクのおもちゃ博覧会(メッセ)に行って来ました。

先ず最初に訪れたブースはシロフォン付き玉の塔(シロ玉)でお馴染みのベック社。私はここでどうしても話したいことがありました。

前にブログでも紹介した、津波で家が流されてしまったお客さんから来たメールの話を、ベック社の方に伝えたかったのです。(以前のブログ

なんと、家のあった所に行ってみると、家は跡形もなくなくなっていたのに、ぽつんとシロ玉だけが残っていたと言うのです。
この話どうしても奇蹟としか思えないのですが・・・。
ベック社の方もたいそうびっくりされ、感動されていました。

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そのブログ記事をプリントアウトしたものを見てもらっているところ。

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真ん中がクリストフ・ベック氏のお孫さん、右がクリストフ・ベック氏のお嬢さんです。

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