相沢の修理日記 03

03. セラ(ネフ)

セラはネフ社を代表するデザイナー、ピエール・クラーセンの作品です。1つのパーツは3枚の板が接着されてできています。

依頼品は1枚の板がはがれています。3枚ともバラバラになった場合と比べれば、直しやすいとも言えます。でも、毎回書きますが、ネフ社製品は精度が命。きっちり直してゆきましょう。

(2005年07月 相沢康夫)

カルテ

  • 商品名:セラ
  • 製造:ネフ社
  • 依頼主:S保育園(山口県)
  • 状況:大きい方から5番目のパーツ。3枚のうち1枚がはがれている。
  • 担当:相沢康夫

修理内容

1.3枚接着のうち、1枚がはがれています。
残る2枚はガタツキもなくしっかりと固定されているので、そのまま使います。
2.まず、はがれた1枚に目印のポストイットを貼ります。
 
3.木工用ボンドは、線1本を引くくらいの量で。
クランプで圧締した時に、ごく少量ボンドがはみ出すくらいが適量。
4.こちらの面も同じ要領で、ボンドを塗ります。
 
5.指で元の位置を探り当て、その位置で握力で仮止め(仮接着)約5分。
 
6.仮止め完了。
ある程度くっついているので、ポストイットを貼っておかないと(2参照)、どれを本締めすればよいのかわからなくなってしまうのですね。
7.クランプで本締め。
約3時間圧締します。
8.本締め完了。
ポストイットをはがして完成!
今回より難易度の高い「3枚バラバラセラ」の修理も、いつかご紹介します。(修理の仕方がちょっと違います)

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