ピーターとおおかみ



ピーターとおおかみ:  ピーターとおおかみ: 
  • RG-103 CD絵本 ピーターとおおかみ
  • 3,000円+税(10%税込3,300円)
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商品の説明

ロバの音楽座が古楽器で奏でる「ピーターとおおかみ」と、素敵な絵本がセットになったCD付き絵本。以下、プレスリリースの内容です。

プロコフィエフの
「みみをすます」という一行で
絵と音と言葉がひびきあった。

どこにもない「ピーターとおおかみ」

松本雅隆

「ピーターとおおかみ」(1936年)は、 プロコフィエフが子ども達にオーケストラの楽器を紹介する為に作曲したの音楽作品です。 原作は勇敢なピーター少年が狼を生け捕りにするまでを描いたおとぎ話です。 「小学生の頃、僕は音楽室で聴いた「ピーターと狼」が気に入って、 学校から帰る道すがら、ピーターの曲を口笛で吹きながら歩いていたような記憶が残っている。 今でもピーターのテーマを聴くと、少年時代の冒険心が動く

(ライナーノーツより)

今回のCD付き音楽絵本は、どこにもない手法(音楽)と解釈(文)で仕上げています。

3つのどこにもない

1.オーケストラの楽器ではなく、中世・ルネサンス時代の古楽器で演奏している。

古楽器は音域が狭く、原曲にある半音階は特に苦手。 プロコフィエフの音楽を正確に再現することは不可能。 しかし苦手を上手く利用し、また新たな音のコラージュを加えることにより、 少年ピーターの森がより素朴で豊かなものとなった。

2.「耳をすます」をテーマに物語や音楽を再構築。

プロコフィエフが書いたオリジナル台本の最後の一行 「耳をすましてみて下さい。アヒルが狼のお腹の中で鳴いているのが聞こえるでしょう…」 このセリフと共に音楽は終わる。 音楽家である彼が子ども達に一番伝えたかったこと、それは「耳をすます」だったのかもしれない。 この新しい解釈で、すぎはらけいたろうの絵とロバの音楽座の音楽と私の文とが響き合った。

3.自然との共生を示唆し、原曲にはないエンディング曲「かぜはうたう」を収録。

この作品は、原作の「悪い狼を生け捕りにする」ことに対して「狼も人間も同じ生き物」というスタンス。 つまり自然との共生を示唆し、絵本では動物たちと人間が楽しくお祭をしているページで終わる。 そしてCDでは、エンディング曲「かぜはうたう」が収録されている。 子どもも大人も自然の音楽に耳をすまし、 ピーターと一緒に口笛を吹きながら、けいたろうさんの描く不思議な森の住人さがしを楽しんで欲しいなと思います。

使用楽器

ピーターは世界最古の笛「口笛」。これらの楽器の他、20種類以上の古楽器を使用している。

[ことり]Recorder リコーダー

英語で「鳥のさえずり」という意味。 古代からあり、バロック時代に 今の小学生が吹いている リコーダーの形になる。

[あひる] Crumhorn クルムホルン

英語で「曲がった笛」という意味。 ルネサンスのリード楽器。

[ねこ] Chalumeau シャリモ

クラリネットの前身。 ルネサンス、バロック時代 に 吹かれていた木管楽器。

[おじいさん]Rackett ラケット

ファゴットの前身。 ルネサンス時代のリード楽器。

[おおかみ]Serpent セルパン

フランス語で蛇の意味。 木製の低音金管楽器。

作品に込めた想い

すぎはらけいたろう

ロバの音楽座が中世の古楽器を使って演奏するので、絵にもできる限り中世の雰囲気が出るように心がけました。中世の時代を描いた代表的な画家ブリューゲルの絵を自分なりに解釈し、色や構図などに取り入れました。また、素材が可能な限り中世の世界感に合うように、メインのキャラクター達の服は自分で色を染めた布でコラージュし、紙と布で立体感のある新しい質感のコラージュが完成しました。

もう一つこだわった部分は、物語の本筋とは関係ないキャラクターたちに、へんてこな生き物をたくさん登場させことです。現代人は誰も見たことがない中世には、もしかしたら、こんなへんてこな住人がいたかもしれない、と思いを馳せ、コラージュのおもしろさを活かしながら、どこにもない世界を描きました。絵は一枚一枚、紙や布、様々な素材を切って貼って制作しています。コラージュの立体感を印刷で再現するため、原画を撮影しました。思わず触ってみたくなるようなぼこぼことした質感が印刷でも表現できました。音楽と絵と言葉の詰まったこの作品が、子どもにも大人にも、楽しんでもらえることを期待しています。

プロフィール

松本雅隆

ロバの音楽座、カテリーナ古楽合奏団を主宰。音楽はもとより、作・ 演出・美術を担当。第3回キッズデザイン賞・創造教育デザイン部門 で金賞など数々の受賞歴がある。Eテレ「おかあさんといっしょ」などの 音楽を担当。1980年より子ども達に向けて、音楽の原点を体験する 森の創造学校「ロバの学校」を主宰。長年に渡り世界を旅し古楽器の 研究を続けている。また数々の空想楽器を考案、製作している。

すぎはらけいたろう www.keitarosugihara.com

絵とデザインの仕事を中心に、近年は空間デザインのアートディレクション など、幅広い仕事をてがける。様々な素材を組み合わせた作品は、 ガラクタを集めたオーケストラのように、にぎやかで楽しいハーモニー を奏でる。2018年キッズデザイン賞受賞。2009年ボローニャ国際 絵本原画展入選。

ロバの音楽座 www.roba-house.com

1973年松本雅隆により中世・ルネサンス音楽を演奏する「カテリーナ 古楽合奏団」を結成。82年子どもたちに音楽の夢を運ぶべく「ロバの 音楽座」を結成。ロバの音楽座は古楽器や空想楽器などにより、ファン タジックな音と遊びの世界を繰り広げている。88年「愉快なコンサート」 が厚生省中央児童福祉審議会の特別推薦文化財作品に選ばれる。98年 「ジグの空想音楽会」が東京都優秀児童演劇選定優秀賞受賞。 2004年よりNHK Eテレ「おかあさんといっしょ」などの音楽を担当。 06年ジブリ作品「ゲド戦記」の音楽に参加。09年第3回キッズデザイン賞・ 創造教育デザイン部門において金賞〈経済産業大臣賞〉を受賞。11年 「らくがきブビビのコンサート」、16年「森のオト」が特別推薦文化財 作品に選ばれる。

商品詳細

文: 松本雅隆
絵: すぎはらけいたろう
音楽: ロバの音楽座
ナレーション・歌: 松本野々歩
寸法: A5判
内容: 36ページ、上製本(観音開きページあり、表紙題字:金箔押し)
製作: ロバハウス(ガランピレーベル) (日本)

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