読み聞かせに向いている絵本 24          『めのまどあけろ』

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お話や長い絵本の始めや間に読むのにピッタリの本をもう一冊紹介しましょう。
谷川俊太郎作、長新太絵『めの まど あけろ』本体価格800円です。
この絵本はいわば谷川俊太郎さんの創作わらべ歌の本だと言えましょう。
谷川さんは、この詩を作る前に、イギリスのわらべ歌『マザァー・グース』の翻訳を手がけ、その影響下の中でこれを書いたのだろうと推測できます。
子どもの一日の生活を易しい詩にしたのです。
朝、目覚めるところから始まり、服を着る、顔を洗う、散歩に行く…。
リズムをつけて読むことをお勧めします。
そうすると、子どもの身体にしみ込むかのように、子どもたちが聴いてくれます。
我が子に読むような時は、部位に人差し指をつけながら読んでやってもいいと思います。
触られるのをいやがる子なら、自分の部位を指さして、あるいは長さんの絵を指さして読みます。
素晴らしく子どもたちがしんみり聴いてくれることでしょう。
2歳〜小学生。

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