読み聞かせに向いている絵本 16          『まりーちゃんとおおあめ』

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7月になりました。まだ梅雨は続いていますね。今回は雨というよりは、洪水をテーマにした絵本『まりーちゃんとおおあめ』を取り上げます。フランソワーズ作・絵 木島始訳 本体価格1200円
この絵本は同じくまりーちゃんが主人公の絵本『まりーちゃんとひつじ』『まりーちゃんのクリスマス』同様、ぱたぽんというひつじが出て来ます。さらにまでろんというあひるも重要な役割で出て来ます。
雨がずっと続いて辺り一面水びたし。まりーちゃんは先ずのろまのおばあちゃんを2階にあげ、いきものも安全な所へ避難させます。
そこへ救助の手が…。
まりーちゃんは後で人助けもします。そして、最後はお日様がキラキラ輝く絵でハッピーエンド。
フランソワーズの絵本は皆そうなんですが、まるで女の子のおしゃべりがそのままお話になったみたいな感じで、なんともキュート。絵もいたずら描きみたいでほのぼのしています。
でも、テーマはちゃんと子供心をくすぐります。
是非この時期読んでやりたい絵本です。4歳位〜

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