読み聞かせに向いている絵本 10          『ふゆめがっしょうだん』

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落葉樹が葉を落とす冬、でも木の細部をよく見ると春を待つ準備をしているのがわかります。それがふゆめ(冬芽=専門用語ではとうがと読むらしい)です。
冨成忠夫、茂木透写真 長新太文 『ふゆめ がっしょうだん』本体価格900円
ワッ、ろば!ふくろう!王様の顔?…ふゆめは顔に見えるのはなぜでしょう。この絵本を読むと、自然界の中にこんなユーモラスなものがある事に驚きます。なんて不思議な!
そして、その写真にピッタリの文を付けてしまう長新太さんもすごい。「バッパッパッパッ」の繰り返しも楽しい。

『ふゆめ がっしょうだん』を読むと、ふゆめに会いに公園や雑木林なんかに散歩に出かけたくなりますね。早速刺激されて、わが家の庭で探してみました。するとコナラの木にこんな奴がいました。これって、なばたとしたかさんの絵本に出てくる小人みたいですね。大きさは5ミリくらいです。皆さん探す時は目を凝らして見てください。


  • ふゆめがっしょうだん/冨成忠夫・茂木透・長新太
  • 1,000円+税(10%税込1,100円)
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