読み聞かせに向いている絵本 5         『さむがりやのサンタ』

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いよいよ12月、先月に引き続きクリスマスの絵本を紹介します。
レイモンド・ブリッグス作・絵、すがわらひろくに訳『さむがりやのサンタ』。

《内容》クリスマス・イブの夜、寒い中サンタは渋々?子供のいる家にプレゼントを配りに出掛ける。煙突をすすだらけになりながら下りるとサンタのために子供がジュースを用意していたり…。そして、朝、プレゼントを配り終わり、家に帰りホッとするサンタの顔がいい!

が、この絵本、絵は小さいし字はほとんどなく、これほど読み聞かせに向いていない本はありません。でも、敢えてこの「読み聞かせに向いている絵本」のコーナーに出す理由は、なにがなんでもこどもに読んでやってほしいからです。

例えばこのページ、右上を見てください。酒が置いてあったのでご機嫌なサンタ、なんて人間らしい! 下には朝すれ違った牛乳配達に「まだ終わらないのかい」と言われ、「ほとんどすんじまったよ」と平然と答えるサンタ、リアリティがありますね!

35年前に出たこの絵本ほど、人間的なサンタのイメージを多くの子ども、に与えたものはないと言えるのではないでしょうか?


だってだって、本当にサンタはいるんだって、この絵本を読むと思えるからなんです。


  • さむがりやのサンタ/レイモンド・ブリッグス
  • 1,200円+税(10%税込1,320円)
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