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メッセ1日目:ネフ社、ジーナ社

9時開場とともに入場。まずはネフ社、そしてジーナ社のブースがある3号館をめざす。1号館、2号館を足早に通り抜ける。

ネフ社ブースには、クリちゃん、ハイコ・ヒリック氏、パトリック・エンゲラー氏の3人。白を基調としたブースで、中央の大きな白い棚に、ネフ社の商品が美しく展示されている。真ん中の空間には、上から下まで、赤いキュービックスが飾られている。中には2セット、3セット使って組んだものもあって圧巻。左右の壁際に展示棚があり、新作が飾られている。中央奥の棚には、乳児向けを中心に低年齢向けのおもちゃがある。通路に面したところに、いつものネフ社プレイテーブルが置いてある。土曜、日曜は、相沢氏はここでパフォーマンスすることになる。

ネフ社ブース

早速、相沢氏がヒリック氏に「ネフスピール・パターン表」を手渡す。その様子を写真を撮ってもよいかと尋ねると、快く微笑んで「どうぞ」とのこと。ヒリック氏は最後までひととおり目を通してくださり、早速ネフスピールの飾ってある棚を再度組み替えて、ネフスピールの前に、パターン表を置いて下さる。「これで気に入ってくれたかい?」といった感じ。ありがとうございます。

ハイコ・ヒリック氏にネフスピールのパターン表をプレゼント

両側の壁に沿った台に新作が置かれている。今回、全く新しいものは、相沢氏のものと、ヒリック氏のものの2点。ちょっとさびしい気もする。そのさびしさを埋めるかのように、現行品の色違いや廃番品の復刻(カンパニーレ)などが並んでいた。

まだ、お客さんがいないのを幸いと、ヒリック氏に自分の作品について解説してもらう。最初にレインボウ。流れるようにパフォーマンスをしてくださる。それから、イカモ、イマーゴ、キュブレックス、オプトリック・・・しばらくするとお客さんが来たので、また時間のある時にお願いすることにして、早々に辞する。

自作を説明するヒリック氏

続いて、ジーナ社ブースへ。最新作「ハニカム」をはじめ、相沢氏の作品「ボーン」「ツキミ」「ビブロス」が商品化されている。土曜・日曜には、相沢氏はここでもパフォーマンスを行なう予定だ。社長のバーバラ・ザイドラーさんと息子さんがいらっしゃったのでご挨拶。相沢氏は、新しいプロトタイプの写真を手渡していた。

ジーナ社社長ザイドラーさん

ジーナ社の新作で目を引いたのは、PYROM(ピロム?)というフレッド・フォス氏の作品。立体的なモザイクとも言えそうだが、色と形が織り成す模様が実に美しい。ジーナ社の加工の良さもあいまって、きっちりとした作品に仕上がっている。昨年出た相沢氏のハニカム、フォス氏のTrapezに続いてのこの新作、ジーナ社もなかなか積極的で頼もしい。