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コロイ社(ドイツ)

歴史

コロイという名前はギリシャ語で、「一緒に唄い演奏し、踊る」という意味があるそうです(ロゴにもそんな雰囲気が表れていますよね)。
1964年、コロイ財団がオランダに設立され、ほぼ時を同じくしてヨーロッパの数カ所で、楽器の生産・コロイ音楽の普及が始まりました。製造にあたっては、心身障害者に仕事の場を提供し、健常者と共に生活共同体を構成しています。そして、幼児教育・学校教育・専門的音楽教育・治療教育の中にコロイ音楽理論も浸透し、コロイ音楽の指導者や演奏家は、ヨーロッパで数百人にまで発展しています。

生産

現在では、ヨーロッパの5カ国にある9つの工場(ドイツ4、オランダ1、スイス2、デンマーク1、スウェーデン1)で、200人を超える人たちが楽器の生産に携わっています。工場では、楽器のマイスターと障害者が一緒になって、機械ではなく手仕事で楽器を作っています。彼らは、皆で一緒に演奏もするそうです。

音楽的な対話とは?

コロイという名前はギリシャ語から来ています。コーラス(chorus)という言葉の語源で「一緒に唄い、演奏し、踊る」という意味です。

一般的・伝統的なスタイルの演奏会では、一方が演奏家で、もう一方が聴衆という対立がありますが、コロイではそうではなく、皆が一緒に音楽をする、音楽空間を共有するということを目的としています。簡単な方法で、誰もが一緒に音楽を楽しめることを目指しているのです。

コロイの楽器作り

大きな木材から、様々な道具を使って楽器になる部分を取り出します。彼らは、音の響きを調整しながら素材から形を作っていきます。木の材質によっても音が違います。作り手は、好き嫌いではなく、音の性格や質がどのように発生するかを聞き分けられなければなりません。

(2002年3月 佐々木)

choroi leier choroi flute choroi percussion
ライヤー フルート パーカッション
kinder harp
flute
craftman

コロイ社について
*おもちゃ箱カタログより抜粋

コロイの始まり

創設者のノルベルト・フィッサー夫妻の間に生まれた息子が障害児であったことから、新しい音が障害を持った人々の身体に作用して、本来の身体の機能が戻ってくるような楽器を作りたいという考えを持ち、新しい音を求め、新しい楽器を作り出したことがコロイの始まりです。

コロイの組織

1964年障害を持つ人々と共に作業場で楽器を作るようになり、1968年コロイインターナショナルとして組織されました。現在コロイ全体で250人の人々が7カ国12ヶ所の作業場で働いています。

効率や合理性を求める現代は結果を重要視しています。スピード至上主義で安価にモノが作り出される社会に対して、コロイは音の本質を求めて楽器を作り、発展してきました。音楽の可能性の追求ばかりでなく、障害を持つ人々の作業場を作り、仕事をすることにより健康になっていくことはコロイの大切な考えのひとつです。

オランダではライヤーや打楽器、デンマークではボーデンライヤー、スウェーデンではフルート、ドイツでが6ヵ所でライヤー、キンダーライヤー、打楽器が、スイスでは2ヶ所で弦楽器とライヤーが作り出されています。2003年にはブラジルで作業場が開かれ、シロホンが作られるようになりました。

(ここでご紹介したのはほんの一部です。全文はおもちゃ箱カタログにてお読みいただけます)

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