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ベルリン2日目:那須田さんと夕食

アンペルマンショップでおみやげを買い込んでから、急いで那須田さんとの待ち合わせ場所へ。 もう一度、Friedrichstrasse駅に戻って、Sバーンで南へ。Shoeneberg シェーネベルク駅で降り、バスに乗り換えて2駅。カイザー・ヴィルヘルム・プラッツで、那須田さんと落ち合って、歩いてお店に向かう。Sバーンの線路のそばにある「Blauer Engel」は、マレーネ・デートリッヒゆかりの店で、店の名も彼女の出世作「嘆きの天使」から取っている。那須田さんのお話では、来月には閉店してしまうとのこと。
那須田さんとレストランへ
店に入ると薄暗くて落ち着いた雰囲気。壁にはデートリッヒの写真や絵がたくさん飾ってある。テーブルのろうそくを灯すとほんのりと明るくなった。ドイツではこうやって薄暗い中で過ごすことが多い。ビールで乾杯して、料理をいただく。那須田さんもトシコさんもベルリン住まいなので、すっかりお任せできてとても助かる。早速、昨夜のボリュームたっぷりの肉料理の話になる。しかし、ドイツで暮らすうちにその量にも慣れてしまうそうだ。
店内にはデートリッヒの絵や写真がいっぱい
まもなく、カーステンさんも店に到着して、再度乾杯。柿田さんは、日本から持ってきた那須田さんの新刊「一億百万光年先に住むウサギ」と、那須田さんとお連れ合いの木本栄さんとの共訳書「ケストナー―ナチスに抵抗し続けた作家」にサインをしていただく。
那須田さんと一緒に。サインしていただいた著作を持って。
那須田さんは、カリーヴルストをはじめ、ドイツの食・料理に造詣が深くて、色々なお話をして下さる。
落ち着いた雰囲気(実際はもっと暗い感じです)
笑える男子トイレ(それぞれにビール、ワインなどと書いてある)
食事を終えて店を出る。全員バスに乗って市の中心部へ戻る。映画館ウラーニャの前でバスを降り、Kleiststrasseを西へ。トシコさんとカーステンさんは、ツォー駅から電車、我々が向かうブランデンブルク門行きの100番バスも、那須田さんが乗るバスもそこから出ているらしいので、みなでツォー駅に向かう。KaDeWeの前を通って、途中、不思議な形のオブジェの前で記念写真。ツォー駅に着いて、バス乗り場を教えてもらう。みなさんに見送られてバスは出発した。