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ニュルンベルク到着

18:20 定刻通りにニュルンベルク中央駅に到着。4時間半の旅だったが、思ったよりも快適で楽だった。せっかくニュルンベルクに来たのだから、いつもの店で夕食にしようということになる。スーツケースをロッカーに入れて、旧市街へ向かう。柿田さんと前畑さんは、ホテルが近いので、一度ホテルにチェックインして荷物を預けてから、店に来ることに。
ニュルンベルク駅。ICE-Tに別れを告げる。
中央駅から地下道に入るとこの壁画が。
地下道から出ると、ニュルンベルクのシンボルともいえる丸い大きな塔 Koenigtor の下。石畳の道をぶらぶらと歩く。8年前に来た時は、何もかもが初めてで、右も左もわからず歩き回ってたよな〜。歩きながら、だんだんと記憶が甦ってくる。 ローレンツ教会前の広場を抜け、聖母教会 Frauenkirche 前の中央広場を抜けると旧市庁舎、その向かいに目指す店 Bratwursthaeuslt ブラートヴルストホイスレがある。焼ソーセージの専門店で、ニュルンベルガーソーセージはもちろん、レバー団子のスープもおいしい。店に入ると、ちょうどテーブルがあいたところ。ラッキー!「後から2人来るので、4人分の席を」と言ってテーブルに案内してもらう。ウエイトレスは濃い眉毛を描いた恰幅のいいおばちゃん。我々が落ち着いたころ、テーブルに来て、「後の2人はいつ来るの?お客さんがいっぱいで忙しいんだからね!」と押しの強い調子でせめて来る。「たぶん5分くらいだと思う」と答えていると、柿田さん・前畑さんが登場。ホッ…助かった。早速、飲み物を頼もうとメニューを見ていると、彼女は「さっさと決めてよ。ヒマじゃないんだから」といった態度で、質問にもぶっきらぼうな返事で、注文を終えるか終えないかのうちに、「わかったわかった」といった感じで、さっさと立ち去った。まったく失礼なヤツ! とにかくビールで乾杯!食べ物はもちろんニュルンベルガー。一番多い12本入りを頼む。ザワークラウト(酢漬けキャベツ)とサラダが付いてくる。ニュルンベルガーは大変美味しい。結局、12本入りを4皿ほど平らげてしまった。途中で、隣のテーブルの人が、白い薬味をニュルンベルガーに付けて食べているのに気づいて、「あれ、何だろ?」という話になる。前畑さんが英語で話しかけると、どうも西洋カラシ Meerretich というものらしい。我々も一度試してみるが、普通のマスタードのほうがうまい。
ニュルンベルクと言えばここ。Bratwursthaeusle
メニューは超シンプル。
メニューを撮影する柿田さん
平日の夜で、メッセは明日からということもあって、店の混み具合はそこそこ。会社帰りのおじさんが、ニュルンベルガーを丸パンにはさんだ Wurstbraetchen をテイクアウトしていた。私は結構お腹いっぱいになってしまったのでセーブ。相沢氏や前畑さんは、名物のレバー団子入りのスープで締めくくる。
レバー団子入りのスープ
店を出て中央駅へ戻る。市内には普通のおもちゃ屋もあって、ショーウインドーには、年間子どもゲーム大賞をとった「海賊ブラック」(HABA社)が飾ってあった。
ニュルンベルク旧市街のおもちゃ屋のショーウインドー
旧市街から中央駅へ歩く。塔にはメッセの旗が。
今夜から、柿田さんと前畑さんは駅に近いホテルに泊まり、私と相沢氏は駅から車で10分くらいのところにあるご家庭に民泊する。今夜は最初なので、柿田さんに付き添ってもらい、タクシーで民泊先に向かう。 タクシーの運ちゃんに「ここだよ」と言われたが、いざ降りてみるとよくわからなくなる。電話して、ようやく見つける。今回お世話になるロースさんは、雄ネコのチャーリーとの2人暮らし。柿田さんがドイツ語であいさつしてくれる。助かる〜。寝室やバスルーム、食事の時間などを打ち合わせて、柿田さんはバスでホテルに戻る。明日の朝、私たちも乗るバスなので、一緒にバス停まで付いていく。 またもや、ここでバス停がみつからない事件が起こるが、通行人に教えてもらって何とか見つかる。ちょうど道路工事中で、場所が移動していたのだ。これで明日の朝は大丈夫。