サイコロ 新

サイコロならではの開け方

名作です。私はサイコロを観察して、イッパツで解いた思い出があります。ただ、内部構造がどうなっているのかはいまだにわかりません。この開け方は、他に類がないように思います。

（「コプタ通信」2010年5月号／相沢）

いわゆる「パズル」というイメージだと、ただ押したり引いたりだけですが・・・。中に入っている玉はなんでしょう？

「ヒントはサイコロの目です」と言いますと、目をあちこち押される人が多く、「からくり」というイメージから「どこかを押したり動かしたりすれば開けられるだろう」と考えられるのでしょう。もちろん違います。（中略）このように、仕掛けは至極簡単なのですが、その簡単な仕掛けを見抜けるか見抜けないかというキワドイところがからくり箱の魅力でもあります。からくり箱に複雑すぎる仕掛けを付けることが、必ずしも面白くなるとは限りません。

「手頃なサイズと手頃な価格で」と言うことで、小さなサイコロを作ってみました。開け方は全く同じなのですが、中の仕掛けは大幅に変更しました。