オットーハイドマンの世界
エバマリア・オットーハイドマンは、幼少時代を南ドイツの小さな村で過ごしました。そこでの暮らしや風景が、現在の物語や絵の原風景となっています。 第二次世界大戦が始まり、紙も絵の具も手に入りにくい状況となった時、5×8cmの小さな絵本をつくりました。そして、将来は絵本作家になることを決意しました。 やがて、シュトットガルトのシュタイナー学校に入学、その後アートアカデミー学校で絵を描くための勉強をしました。 卒業後は、オペラ舞台の絵を描く経験を経て、シュタイナー学校で子供たちに絵の描き方を教えました。 1960年、ブレーメンにアトリエを構え、制作活動に励みました。また、小学校の教科書を制作する会社に認められ、教科書の挿し絵を手がけることにもなりました。 1970年、オリジナル絵画をつかったゲームや絵はがきの販売が始まりました、同時に、グラフィックデザインも手がけました。 1980年から、夢であった絵本作家として活躍し、2001年からはベルリンに住み、シュタイナー学校の教科書の絵を描いて、現在に至っています。 |
![]() |