とおもったら…

- とおもったら・・・/イエラ・マリ
- 1,200円+税(8%税込1,296円)
054-251-8700
イタリア語版の頃は、百町森スタッフに「ウニの本」と呼ばれた人気の本です。再版未定で入手が難しくなっていましたが、なんと、日本語版で登場。うれしいです。
一番最初は、表紙にもあるウニの絵。
「むかしむかしあるところに ウニがありました」
ページをめくると、丸くてとげとげの毛のはえたヤマアラシの絵。
「とおもったら・・・ヤマアラシ」
次のページは、またちょっと変わった絵があって・・・という感じで続いていきます。途中で、鳥かごになったり、えんぴつになったり、その変化していく感じが楽しい。もちろん、絵のクオリティは一流です。
原題の「C'era una volta il riccio di mare」は、「むかしむかしあるところに ウニ」という意味で、昔話ような安定感を思わせます。でも、ページをめくると、全く意表を突く展開で、これでもかこれでもかとどんどんメタモルフォーゼが連続するスピード感あふれる展開になっています。この遊びゴコロがたまりません。
商品詳細
作: | イエラ・マリ Iela Mari |
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訳: | 栗栖カイ |
寸法: | 20×20cm |
内容: | 32頁 |
製作: | ブロンズ新社 (日本) |
原著: | C'era una volta il riccio di mare, Emme Edizioni, 1974 |