日常を散歩する3

あいまいさを引きうけて


  • あいまいさを引きうけて (日常を散策
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児童文学者・清水眞砂子さんの最近の講演録から始まって、前2巻より少し新しいここ十数年の文を集めた本。どの章も濃い内容だが、特にフィリッパ・ピアスさんへのインタビューと鶴見俊輔さんとの公開対話の記録が読みごたえがある。

清水さんは以前からいわゆる進歩的知識人とは一線を画すところがあった。この本では前にもまして「生理から発する」地についた言葉で、時代の風をキャッチしながら、私たちの心の奥深くに今一番必要とするものを静かに力強く手渡してくれる。

ピアスさんと「平凡な子ども」を主人公にする理由についてゆったりと語り合ってくれたり、鶴見さんとル=グウィンや乙骨淑子に2人が別の角度からアプローチしながら(ここが面白い!)「人間が生きていくために大事な思想」をじわりじわりと語ってくれたり…。こうした子どもの本の真髄に迫る話が各所に登場する嬉しい本だ。(柿田)

商品詳細

著: 清水眞砂子
寸法: 20×13cm
内容: 286ページ
製作: 福音館書店
初版発行日: 2018年05月

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