岩波少年文庫 142

まぼろしの白馬


まぼろしの白馬:  まぼろしの白馬: 
  • 岩波少年文庫 まぼろしの白馬
  • 720円+税(10%税込792円)
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13歳の少女マリアは両親を亡くし、ロンドンから遠縁のロルフ卿を頼って美しいウェスト・カントリーの村へやってくる。陽気で豪快な老紳士のロルフ卿、賢く厳しい老牧師、夢で出会った少年との不思議な再会、少年の美しい母との心の交流・・・。木々のかげに額に角のある白馬をちらりと見たりもする。

屋敷には風変わりな料理番や謎めいた猫、犬のように忠実なライオンなど多彩な顔ぶれが揃っている。やがてマリアは、自分の先祖が隣の土地欲しさに持ち主の「黒ウィリアム」と争いを繰り広げたこと、彼の娘「月姫」と結婚し一時は愛し合い幸せに暮らしたものの、やがて妻が結婚は土地目当てだったと思い込み、夫を憎んだまま行方知れずになったことなどを知る。そして今も領地の一部に「黒い男たち」と呼ばれるならず者がいることや、一族に伝わる呪縛を解くには、当代の月姫にあたる自分の行いがカギとなることを知ると、勇気と誇りを胸に問題に当たっていく。

初めて読んだのは小学生のとき。不思議で美しい物語世界にうっとりした。高校生のときに「ミネットかあさん」という言葉を夢の中で思い出し、忘れていた本書を探し続け大学時代に再会した。いつ読んでも期待を裏切らない、重厚で幻想的な極上英国ファンタジーは間違いなく私の秘蔵の一冊!(小学校高学年〜大人)

(築山真紀子、コプタ通信2007年07月号より)

孤児になった少女マリアは、家庭教師のヘリオトロープ先生と愛犬とともに、親戚のベンジャミン卿の住む古い領主館にひきとられました。活発で明るいマリアは、長いあいだ女っ気のなかった暗い館の生活を一変させます。やがて、館にまつわる伝説に興味をいだいたマリアは、その謎を解こうと大はりきり……。

スリルとロマンスたっぷりの楽しい物語。

このお話を愛する中川李枝子さんは、巻末のエッセイで「読めば読むほどおもしろい、不思議な物語」と語っています。さし絵は、ウォルター・ホッジズ。

(出版社サイトより)

商品詳細

年齢: 小学生高学年〜
作: エリザベス・グージ
訳: 石井桃子
さし絵: ウォルター・ホッジズ
寸法: 17×12cm
内容: 並製・カバー・330頁
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2007年1月16日
原著: THE LITTLE WHITE HORSE (1946)

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