岩波少年文庫 017

ゆかいなホーマーくん


ゆかいなホーマーくん:
  • 岩波少年文庫017 ゆかいなホーマーくん
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この本の作者マックロスキーといえば、『かもさんおとおり』『サリーのこけももつみ』『海べのあさ』『すばらしいとき』といった絵本で有名です。しかもコルデコット賞を2度も受賞している類いまれな人です。

そのマックロスキーが1943年に書いた3冊目の本が、この「ゆかいなホーマーくん」です。舞台はアメリカの田舎町、主人公のホーマーくんは、ラジオの組立てが趣味の少年。あとがきによると、マックロスキー自身も、音楽と機械いじりが好きな少年だったそうなので、きっと彼の少年時代が反映されているに違いありません。

この本には、読み切り形式で6つのお話が入っています。読み切りとは言っても、前後関係が生じるので、前から順番に読むことをお薦めします。どのお話にも、「ゆかい」と作者自身による楽しいさし絵がたっぷり入っています。

ものすごい臭気事件
スカンクをペットにしたホーマーくん。強盗の札束にスカンクの臭いがついていたことから、機転をきかせてつかまえるお話。この4人の強盗がなんとも抜けていて楽しい。
大宇宙漫画
漫画で大人気のスーパーマン・デューパーが映画になって、劇場に本物が来る!それを見た帰り、デューパーの乗った車がカーブから飛び出して、ホーマーくん達が助ける羽目に。トホホなデューパーがなんとも可笑しい。
ドーナツ
食堂をやっているユリシスおじさんは、大の新しいもの好き。ホーマーくんはおじさんに頼まれて、留守番しながら自動ドーナツ製造機を動かすことに。ドーナツの粉を溶くところで、お金持ちのご婦人が手伝ってくれたのはいいものの、たくさん作り過ぎて、お店の中はドーナツだらけ。こうなったら大安売りするしかない。しかも、ご婦人のダイヤが粉の中に入ってしまったらしい。それも見つけなきゃならない…。そこでホーマーくんは考えた。
いとふしぎな物語
お年寄りの編み物の先生ターウィリガーさんをめぐって、2人の男性が勝負します。それがなんと、2人共通の道楽「糸くずあつめ」の長さの勝負なんです。2人とも糸くずをつないで丸めたボールの直径が1m80cm!舞台は競馬場。そこでボールを転がします。ところが、その勝負に当のターウィリガーさんも参加することになって…
この世にあたらしきものは、なにも(ほとんど)なし
ホーマーくんの町に、骨董品くらい古ぼけた車(しかも見慣れない仕掛けを積んでいる)がやって来た。なんとそれはマーフィーさんが発明した「音楽式ネズミとり」。まるで「ハーメルンの笛吹き」のように、音楽でネズミを呼び寄せるのです。
進歩の車輪
ドーナツのお話にでてきたお金持ちのご婦人エンダースさんが、ホーマーくんの町に住むようになった。エンダースさんは、そのお礼に住宅不足を解消するべく百軒の最新式住宅を寄贈することに。新しいもの好きのユリシスおじさんは、自動車やドーナツに続いて住宅も大量生産すべきと主張し、エンダースさんもそれに深い感銘を受け、かくして最新式、尖端式の住宅大量生産が始まります。

アメリカの田舎町に住む少年ホーマーくんは、機械いじりが大好き。ペットのスカンクと協力して4人組の強盗をつかまえたり、おじさんの店でドーナツ洪水事件にまきこまれたり…。ホーマーくんのゆかいな大活躍を描きます。(裏表紙より)

商品詳細

年齢: 小学3・4年〜
作: ロバート・マックロスキー
さし絵: ロバート・マックロスキー
訳: 石井桃子
寸法: 17.5×12cm
内容: 219p
製作: 岩波書店 (日本)
初版発行日: 2000年06月16日
原著: Homer Price (1943)

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