1950年代から木製レールを作ってきた元祖
レールの上を列車が走る。こんな単純なことが、どうしてこうも魅力的なのでしょう。ブリオ社は、世界で初めて木製のレール列車をシステム化して、世に出しました。以来約半世紀、世界中の子どもたちに愛され続け、数多くのアイテムを追加してきました。最近では、プラスチックを部分的に使うことで、多様な機能や細かい造形も可能にしています。気分はもう鉄道運転手ですね。
(コプタ通信2004年8月号より 柿田友広)
- セット商品(レール、列車などが入っていてすぐ遊べます)
- 車両(機関車、列車、ワゴン、自動車など)
- レール(直線、カーブ、ポイントなど)
- 建物・アクセサリ(橋、踏切など)
- 小学4年生の作ったレイアウト(自分で写真に撮りました)
- BRIOブリオ社の歴史
年齢とともに広がっていくレール列車遊び
このレール列車遊びは、2才くらいから始められます。最初はシンプルで起伏の少ないものから。3〜4才になれば、積み木と一緒に町や村を作るごっこ遊びに発展させられます。いろいろアイテムを増やして、想像の世界を広げられるようにしてやりましょう。
今年、創業120周年を迎えたブリオ社
創業者イヴァール・ベングトソンは、友人といっしょに木製のカゴをデンマークで売っていました。1884年、結婚を機に南スウェーデンにあるオスビィという町の郊外の家に移り、そこの作業場でカゴを作り始めました。初めてのおもちゃ『オスビィの馬』(車つきの木馬)が、商品に加わったのが1907年、その翌年には息子たちに会社を譲り、BRIO=BRothers Ivarsson Osby社が生まれました。
50年近い歴史を持つ木製レールウェイシステム
1952年には、現在の木製レールウェイの前身ともいえるミニチュアの木製列車を発表し、その5年後には木製レールを追加しました。列車同士の連結部分はヒートンから磁石になって格段に遊びやすくなりました。その後も約半世紀にわたって追加・改良を続け、今ではブリオといえば木製レールの代名詞となっています。
ブリオの魅力のひとつは、列車やレール、駅やトンネルなどの種類が豊富なことです。子どもが小さい頃は、列車だけでもずいぶん遊びますので、長くつなげられるように汽車や貨車などをそろえます。駅や踏切、トンネルなどは、子どもが最初に欲しがる定番アイテムです。
また、直線レールがあると、レイアウト全体が大きくなるので、複数の子どもで遊んだり、レールの輪の中に入って遊ぶことも容易になります。分岐を作るポイントがあると、より複雑なレイアウトを作る楽しみと、列車を走らせる時の楽しみが増えます。高架も複雑なレイアウトには欠かせませんが、倒れやすいので慣れてからの方がよいでしょう。
(コプタ通信2004年8月号より 佐々木隆行)
![]() |
|||
| 1884 | 創業者イヴァール・ベングトソン(Ivar Bengtsson)は結婚を機に、スウェーデン南部オスビィ(Osby)郊外の小さな村に移り住む。作業場のある小さな農場で、木で編んだカゴを作り始める。 | ||
| 1890 | 最初のカタログを発行。カゴの持ち手の部分を改良する。 | ||
| 1902 | 妻シッサのアイデアで鉄道駅のあるオスビィに移転 | ||
| 1907 | おもちゃを扱い始める。最もよく知られた「オスビィの馬」はこの頃から。 | ||
| 1908 | アメリカに移民しようとする息子たちを引き留めるために、3人の息子たちに会社を譲る。新しい会社の名前は、BRderna Ivarsson Osby(オスビィのイヴァールの息子兄弟社)。この頭文字がBRIO(ブリオ)になる。 | ||
| 1935 | ドイツから輸入していた乳母車が戦後になって供給が難しくなり、自社生産を始める。 | ||
| 1937 | 株式会社化 | ||
| 1945 | 最初の大量生産品「サンポドッグ」を生産 | ||
| 1947 | 「ラビリンスゲーム」を発売。これまでに300万個以上を売る。 | ||
| 1952 | 現在の木製レールの前身「ミニチュア鉄道」を発売。 | ||
| 1957 | 「ミニチュア鉄道」に木製レールが加わる | ||
| 1958 | 「クラウン」を発売 | ||
| 1978 | 日本での販売開始 | ||
| 2003 | ブリオ・ジャパン設立 | ||
2011年春の新商品
[an error occurred while processing this directive]2010年新商品第2弾が入荷!
2010年のブリオはスゴイです。久々に気合いの入った新商品がドドーンと投入される予定です。ニュルンベルクの見本市で入手した販売店向けカタログには、ブリオの木製レールに懸ける熱意がはっきりと感じられました(関連記事:ブリオが木製レールの世界に帰ってきた!)。
そして春に続いて、この秋登場したのが、ここでご紹介するアイテム。「人を運ぶ」トラベルシリーズと初登場の道路シリーズです。
新しい旅客列車は、運転手やお客さんが中に入るんですよ!バスもそう。だから、お父さんの通勤をイメージして、バスから列車に乗り換える遊びもリアリティがあります。また、満を持して登場した道路は、踏切や駅、クレーンなどと違和感なく馴染み、遊びの機能面だけでなく、情景としての完成度が上がるので、より一層ハマること間違いなし。また、床面との行き来が簡単にできるようになっているので、道路をたくさん敷き詰めなくても、車を使って自由に遊べます。
これらの新商品の投入で、ブリオの木製レールは、今までよりも一段階進化したといえるでしょう。
「復活の年」の新商品第一弾が入荷!
2010年のブリオはスゴイです。久々に気合いの入った新商品がドドーンと投入される予定です。ニュルンベルクの見本市で入手した販売店向けカタログには、ブリオの木製レールに懸ける熱意がはっきりと感じられました(関連記事:ブリオが木製レールの世界に帰ってきた!)。
そして、この春登場したのが、ここでご紹介する5アイテム。「物を運ぶ」シリーズです。
このデザインを見てください。どれも、今、子どもたちが身の周りで見かけそうな、現代的な車両です。それが、シンプルでモダンでかっこよくデザインされていて、見ているだけでワクワクしてきます。ブリオはまさに今の子ども達が身近に感じる列車の世界を遊びの中に取り込んだのです。
ついにブリオから道路が登場!ロードシリーズ
2010年秋、満を持して登場した道路は、踏切や駅、クレーンなどと違和感なく馴染みます。
お客さんが列車からバスに乗り換えたり、踏切で列車とバスが遭遇したりと、線路と道路の組み合わせは、遊びを一層楽しくします。
そういった遊びの機能面に加え、情景としての完成度も上がるので、これまで以上に木製レールの世界にハマること間違いなし。また、床面との行き来が簡単にできるようになっているので、道路をたくさん敷き詰めなくても、車を使って自由に遊べるのもよく工夫されています。







































