2001年ドイツ年間子どもゲーム大賞ノミネート

こぶたのかけっこ/すすめコブタくん/こぶたのレインボーレース(オリジナル版)



こぶたのかけっこ/すすめコブタくん/こぶたのレインボーレース(オリジナル版):箱表面 こぶたのかけっこ/すすめコブタくん/こぶたのレインボーレース(オリジナル版):こぶたとチップでこんなことも こぶたのかけっこ/すすめコブタくん/こぶたのレインボーレース(オリジナル版): こぶたのかけっこ/すすめコブタくん/こぶたのレインボーレース(オリジナル版):プレイイメージ こぶたのかけっこ/すすめコブタくん/こぶたのレインボーレース(オリジナル版):「おもちゃの王様」(相沢康夫)より
  • すすめコブタくん/こぶたのかけっこ
  • 4,800円+税(10%税込5,280円)
  • 販売終了
  • 会員価格(5%OFF)
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おんぶして進む楽しいすごろく

商品の説明

2022年2月、日本語版「こぶたのおんぶレース」が登場

ランドルフさんの傑作すごろく、2001年からずっと百町森のおすすめゲームであり続ける「こぶたのかけっこ/すすめコブタくん/こぶたのレインボーレース」が、ついに日本語化されました。お値段も半額になってお得です。とは言え、このページで紹介するオリジナル版にも魅力がいっぱいあります。

オリジナル版のメリット

  • ボードの道やマスが明確で、子どもにとって認識しやすい
  • サイコロの目がドット(点)で構成されているので、数字を学んでいない幼児にとって、遊びやすい
  • コブタの積み木遊びパターンが豊富に付いている
  • ドライマギア社の顔となるイラストレーター Rolf Vogt 氏のイラストが可愛く楽しい
  • 作者アレックス・ランドルフ氏の友人であるヨハン・リュッティンガー氏が社長を務める(当時)ドライ・マギア社らしい細かいこだわりで、クレジットに作者・こぶたのデザイン、イラスト、デザイン、編集などが明記されている。

なお、旧版に相当する本商品「ぶたのかけっこ/すすめコブタくん/こぶたのレインボーレース」は、メーカー廃番となりますが、まだ輸入元に在庫がありますので、しばらくは販売を継続しますが、在庫がなくなり次第、販売終了となります。

今回出た「こぶたのおんぶレース」と旧版の違いは、「こぶたのおんぶレース」のページの下をご覧ください。

「テンポ・かたつむり」や「オートレース」など小さい子向けすごろくの傑作を生みだしてきたアレックス・ランドルフさん。彼が晩年になってたどり着いたすごろくの進化系です。

このゲームには革命的なアイデアが2つあります。ひとつは「おんぶ」、もう一つは「1が出たら1つ進み、続けてもう1回できる」です。このアイデアで、接戦になりやすく、小さい子から大人までわいわい楽しめます。参加者が多いと、おんぶの確率が増えてより楽しいです。

ここがお薦め

  • 「おんぶして一緒に進む」というアイデアが実に楽しい。
  • 「1の目が出たら1つ進んでもう1回サイコロを振っても良い」ので1が出るとうれしい。
  • どんでん返しが起こることもある不思議な魅力
  • 「何人かで同時にゴール!」もしばしばある
  • 負けてもあとくされがないのもいい
  • こぶたを積んで遊ぶのも楽しい
  • 接戦になりやすいルール
  • こぶたのかわいいことかわいいこと
  • ドイツゲーム大賞 2001年子ども部門ノミネート
  • すごろくにこだわってきたランドルフさんの到達点。
  • 2〜7人で遊べますが、2〜3人でも面白くなるように、特別ルールが設けられています。

遊び方

  1. まず、道のボードを並べて、こぶたの通る道を作ります。並べ方は自由です。この作業が大変楽しい!
  2. 1が出やすいサイコロを使ってこぶたを進めます。1が出るともう一回サイコロを振ることができます。
  3. 自分の置きたい場所に他のこぶたがいる時は、そのこぶたにおんぶしてもらいます。
  4. こぶたが動くときには、背中に乗っているこぶたも一緒に連れていきます。おんぶしたままゴールしたら同点です。
  5. 他のこぶたが上がってしまいそうなときには、サイコロを振る代わりに道を伸ばすこともできます(一人一回だけ)。

すごろくの進化系/革命=「すすめコブタくん」

すごろくって、小さい子には厳しいゲームだと思いませんか?サイコロという運がベースになっているのは良いのですが、コースが長すぎたり、一度先頭から離されると挽回が難しかったり、スタートに戻されたり、と結構厳しいんですよね。他のプレーヤーは6が出ているのに、自分は1ばっかり・・・子どもでなくても嫌になっちゃいますよね。でも、この「すすめコブタくん」は違います。私はこのゲームを、すごろくの進化系、すごろくの革命と位置付けています。

まず、同じマスに止まった場合に、おんぶしてもらうという全く新しい概念を持ち込みました。「他人を蹴落とす」のではなく、「他人を助ける/助けてもらう」のですから自然に和気あいあいとなります。おんぶしている/されているプレーヤーは、その時仲間でもあるんですね。

そしてもう一つ、1の目が出たら、一マス進んだ後で、もう一回サイコロを振ることができる、というルールも地味ながら実に革命的です。すごろくで一番面白くないのが1の目なのに、「もう一回振れてラッキー!」となるんですよ。しかも、1の目は2面あって出やすいので(確率は3分の1)、何度も連続してサイコロを振ることもあります。これってほんと、サイコロ運の悪い子の救済策ですよね。

ちなみに原題の Ruesselbande の Ruesselは、(豚の)鼻、bande は仲間、集団、一味という意味。集団になって走っていく様子、おんぶして助ける仲間というイメージを持たせています。

こぶたの積み木遊びパターン付き!

ルールブックは多言語版(独英仏伊)で、8ページありますが、そのうち4ページがなんと、コブタで積み木遊びをしたパターンになっています。めちゃくちゃ遊び心がありますね。

実は、もともとは、ドライマギア社の創業者夫妻のお子さんが、こぶたのコマで積み木遊びを始めたことから、それを面白がってパターン表まで作ってしまったもの。

この後さらに悪ノリ(笑)して、こぶたのコマだけ21個入れた「コブタくん21+パターン表」なども発売しました(現在は廃番)。

こぶたのデザインも、アレックス・ランドルフさんご本人です。彼は、試作品を作る段階で、コマのデザインもし、職人さんに作ってもらっていたようです。こういった、コマのデザインのクレジットもきちんと入れるのが、ドライマギア社らしいところで、作品に関わった人たちを大切にする姿勢が貫かれていました。

商品詳細

年齢: 4歳〜
人数: 2〜7人
時間: 15-25分
作: Alex Randolph
絵: Rolf Vogt
デザイン: Johann Ruettinger
編集: Kathi Kappler
寸法: 18×9cm(ボード)
箱寸法: 22.5×22.5×5cm
部品寸法: 5.5×2.5×1.5cm(コマ)
素材: 紙、木
内容: 道のボード8、こぶたコマ7、チップ7、サイコロ
製作: ドライ・マギア社 (ドイツ)
受賞: spiel gut、ドイツ年間子どもゲーム大賞ノミネート(2001年)、ゆうゲームズ
規格: CE
安全性: 3歳未満不可(誤飲の危険性あり)
初版発行日: 2001年
原著: Ruesselbande
分類: すごろく、運(少しだけ戦略)

商品の仕様(色、材質、形状、パッケージなど)は予告なく変更することがあります。

おもちゃ