手仕事

子どもの時、お母さんのお裁縫箱をのぞいて、ワクワクした覚えがありませんか?色とりどりの糸や、様々な形のボタンをほんの少し分けてもらって、つないだりむすんだりしたのが、今思うと手仕事のはじめだった気がします。無心になって、編んだりつないだりした楽しさは、今も忘れられません。

小さな子どもでも扱いやすい道具や、きれいな染めの毛糸やビーズなどを集めてみました。

それぞれのリリアンや織り機に推奨する糸を示しました。それを参考に好きな糸を選んでください。

(コプタ通信2006年6月号より 西堀路子)

規則的に糸を掛けて外していく編み物は、基本中の基本。指あみでもできますが、道具を使うと、休みながらゆっくり丸紐づくりが楽しめます。

きれいな色のビーズを見ているのは、それだけで楽しい。好きなビーズを糸に通したり、大きなビーズはままごとの具になったり。小さめのビーズを使えば、大人用のアクセサリーもできます。

糸やビーズなどの具材が、平らな布になる。出来上がった時の気分は格別です。

水を使わずに作ることができるドライフェルト、石けん水で作る羊毛ボールなど、羊毛を使って色々作ってみましょう。

シュタイナー教育思想のもと、スウェーデンで生まれたウォルドルフ人形。この人形の特徴の一つは、目や口を小さくし、特定の表情をつけないこと。そうする事で子どもの気持ちを受けとめ、さらに空想を膨らませることができます。

おもちゃ