緑帽リリアン編み

リリアンの原型は、一世紀以上前のドイツにすでにあったといわれています。もともとは、木製の糸巻にクギを四本打ちつけただけの、手作りおもちゃだったんですね。クギが四本ってのがヨーロッパ型なんですね(日本製は五本)。太めの毛糸なども編めます。

さてこの『緑帽リリアン編み』は木製品です。すごく手になじんで編みやすい。何より、クギの形に工夫が凝らされていて、失敗が極めて少ないところが、私は気に入っています。

リリアンといえば、プラスチック製の安価なものもよく見かけます。遊びそのものは変らないわけで、「安いほうがいいわ」という方には、もちろんそちらをお薦めします。

ただ、本体が透明なものだけは、私はちょっと・・・・・・ですね。だって、無心に細いひもを編んでゆくうち、ある時ふと気がつくと、下から編まれた太いひもが出てくる、その瞬間が嬉しいんですよ、リリアンって。そう思いませんか?

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原名:
Stickliesel
作者:
不詳
製作:
コンラッドL.S.社(ドイツ)
製作年:
1945年
素材:
木(ブナ)
対象年齢:
6歳位から
取扱い:
(株)アトリエ ニキティキ