子どものあやし方26

いないいないばあ

いないいないばあ

全国的に「いないいないばあ」、かと思ったら、そういうわけでもないらしい。四国では、「おらんぞ(居らんぞ)おらんぞ、いたあー」。岩手、遠野の場合、「かっこう(隠れたよ)、いたあー」。

遠野では、生後3か月の赤ちゃんには、赤ちゃんの顔に布などをかけた「かっこう」と言ってやる。布をとるか、泣くか、いっこうに気にしないか、赤ちゃんの性格によって、反応はさまざま。5、6か月の頃には、大人の顔に布などをかけて「かっこう」、「いたあー」でとって、赤ちゃんに顔を見せる。7、8か月になると、赤ちゃんの方が隠れるのに合わせて、大人が「かっこう」、でてきたのに合わせて、「いたあー」。もうちょっと大きくなったら、「かっこう」と隠れる時間が多くなり、「かくれんぼ」の遊びとなる。

やってみると、子どもと気持ちがかよう実感が楽しい。最近は絵本やCDにもなっているが、真に気持ちが通じ合うことのために、大人と子どもの顔で、じかに遊んでほしい。

露木大子(伝承/阿部ヤエ)コプタ通信2000年02月号より

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