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Chirping of the last.
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ロバの音楽座、カテリーナ古楽合奏団の中心メンバーの一人である上野哲生さんの息子さん、琴久くんのボーイソプラノの歌(と声)をフィーチュアしたアルバムです。
「ボーイソプラノ」という言葉に構えてしまいましたが、聴いてみたら、古楽器の響きをベースにした心地よい音の世界が広がっていました。 特に哲生さんが得意とするプサルテリー、リュート、サントゥールといった弦楽器が、繊細で美しい響きを醸し出し、アルバム全体のトーンを決定しています。その中に、琴久くんの素朴で澄んだ歌声が見事にはまっています。 曲によっては、声を楽器のように使ってみたり、逆にわらべうたのようにとなえる歌があったり・・・。「声で遊ぶ」というサブタイトル通り、琴久くんの声を素材に哲生さんが料理人として腕をふるっています。色々な試みがなされていますが、ほとんどの曲が哲生さんのオリジナルということもあって、哲生さんが繰り広げる音の世界がたっぷり味わえる1枚になっています。 琴久くんはすでに声変わりしたそうですが、このCDには、声変わり前の10歳から12歳半までの少年期の声のパフォーマンスが記録されています。声楽家による声の訓練もほとんど経験していないということで、その分、自由で素朴で伸びやかな声を聴くことができます。 私のお気に入りは、「Try-Like」「星の国」「今日も日が沈む」「ピエ・イエズ」などで、よい天気の日に聴くと、とても気持ちいいです。 「Try-Like」は、気持ちのよいメロディー、少年らしい素直な歌声(ソプラノではない)と、サズーの響きを生かしたドラマチックな(でもぐっと抑えた)アレンジが相まって、思わず背筋がすっと伸びて、深呼吸をしたくなる曲です。(「トーナドーナ」のお気に入り曲「ハッピーソング」に通じる伸びやかさを感じます) わたしの大好きな曲「星の国」では、抑え気味の歌声で丁寧に唄ってくれています。 琴久くんのお母さん、ソプラノ歌手である上野律子さんも参加する「ピエ・イエズ」は、一番好きな曲かもしれません。リュートの懐かしいような響き、琴久くんの素朴で無垢な歌声、律子さんの優しい歌声、どれも素晴らしくて、聴いていると幸せな気分になります。 ロバの松本雅隆さんも、ゲストとして2曲参加して、素晴らしいサポートをしています。 上野さんの自主レーベル"MAGIレコード"からの発売になりますので、一般のレコード店では入手が難しいかもしれません。ぜひ当店でどうぞ(笑)。 (佐々木) |
税込\2,500(本体\2,381) 歌/上野琴久 鳥のように/きらら/星のダンス/ピエ・イエズ/くりんこりん〜トーナドーナ/双子の星/今日も日が沈む/アヴェマリア/Try-Like/星の国/ ののはな/春のささやき/アイ・アム・ザ・ウォラス/星の果てに |
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