nella notte buia
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1956年に作られたこの作品は、のちのムナーリの表現の方向性を決定づけた「これぞムナーリ」と言える代表作のひとつです。 三部構成の第一部は夜の街、第二部は夜明けの牧場、第三部は洞窟探検と、夜から始まって一連の時間の流れの中で場面が劇的に変化していきます。各部は全て16ページで構成されていますが、第一部は黒いマット紙、第二部は半透明のパラフィン紙、第三部は土を思わせるベージュのマット紙と使い分けがされています。 こういった紙の素材そのものを活用した表現は、当時の絵本の中では他に類を見ない斬新かつ奇抜なものでした。今にあっても、この素材の選択と扱い方の巧妙さは他の追随を許さないように思います。 読み手は、自らの五感を使いながら、イメージをふくらませ、物語に積極的に参加できます。 (詰坂奈月) Au grand cirque de Bruno Munari(ムナーリを紹介するフランスのサイト)で、この本を紹介しています(最初にハエにカーソルを合わせ、そのあと2行目の"Que cachent les trous?"をクリックしてください)。 |
ブルーノ・ムナーリ作
日本語版
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第一部:黒いマット紙にコバルトインクで印刷され、夜の街に浮かび上がるシルエットを表現。丸い穴を通して見る月の光は、各ページに登場する猫やこうもり・人間たちの絵と文字の大きさの効果で、遠くなったり近くなったりする。 | ||
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第二部:朝霧が半透明のパラフィン紙で表現され、ページをめくるにつれ自分が朝霧の中を進んでいるような感覚に陥る。 | |||
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第三部:牧場を抜けると、そこは洞窟。砂の壁を思わせる紙に、自然が作り上げたような不定型な穴を連続して開けることで、洞窟を表現。洞窟を進んでいくと、宝箱や古代の壁画、地下水脈、化石などが現れる。 | ||





